出版社内容情報
『ハニー ビター ハニー』の著者、加藤千恵が紡ぐ誰もが一度は通り過ぎた季節。10~30代男女の揺れ動く気持ちを描いた群像劇。
田舎から大学進学を機に上京してきた愛は、この何でも手に入る、魔法のような街で大学のフリーペーパーサークルの先輩・新野に恋をしている。初めてのキスもセックスも新野とだった。でも彼が愛を好きかどうかは、分からない。一方、都会育ちの那美香も、同級生の新野のことが気になって仕方がない。二人の思いがたどり着く先は……。アルバイト先の後輩・あさひに思いを寄せる長谷岡と彼に片思いをしている小埜。ろくでもない男との運命を占うあさひと彼女のことを疎ましく思っている妹のゆき。繊細に揺れ動く感情を描いた、六篇の傑作連作短編集。
1. 友だちのふり
2. たぶん初恋
3. 逆さのハーミット
4. 向こう側で彼女は笑う
5. この人かもしれない
6. 波の中で
【著者紹介】
1983年、北海道生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。2001年、歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー。2009年、『ハニー ビター ハニー』で小説家デビュー。他にも詩やエッセイなど様々な分野で活躍。著書に『誕生日のできごと』『さよならの余熱』『その桃は、桃の味しかしない』『あとは泣くだけ』『卒業するわたしたち』など。
内容説明
大学のサークルで同じ人を好きになった愛と那美香。後輩を想う長谷岡と彼に片思いをする小埜。ろくでもない男との運命を占うあさひと妹のゆき。魔法はいつか解ける。大人になってゆくわたしたち、それぞれの恋模様。
著者等紹介
加藤千恵[カトウチエ]
1983年、北海道生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。2001年、歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー。2009年、『ハニービターハニー』で小説家デビュー。他にも詩やエッセイなど様々な分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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