コルトM1851残月

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コルトM1851残月

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  • サイズ A5判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062186674
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

幕末の裏世界で存在感を増す男、残月の異名を持つ郎次は、さらなる力を得んと欲するが。江戸を舞台に、掟破りの銃撃戦が始まる──。

江戸の裏世界で存在感を増す男、残月の異名を持つ郎次は、さらなる力を得んと欲するが──。壮絶なアクションと重厚なドラマの融合が好評の「機龍警察」シリーズで文学賞を立て続けに手にしている著者が、月村印エンターテインメントのもうひとつの柱として力を入れている、時代小説。時代小説なのに「コルト」という拳銃をメインアイテムとし、著者ならではのユニークかつ読みごたえたっぷりの娯楽小説を完成させた。

【著者紹介】
1963年、大阪生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業1988年、脚本家デビュー。脚本家としての代表作に、原作・構成・脚本を務めた「ノワール」などがある。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2011年刊の『機龍警察 自爆条項』が、「このミステリーがすごい!」第9位となり、第33回日本SF大賞を受賞。2012年刊の『機龍警察 暗黒市場』は、同第3位を獲得、第34回吉川英治文学新人賞を受賞した。他の著書に『一刀流夢想剣 斬』などがある。

内容説明

江戸の裏社会で存在感を増す男、残月の異名を持つ郎次は、抜け荷の稼業を一手に仕切っており、一家の跡目を襲う立場と見なされていた。だが、一人の因業女を始末したことから、潮目が変わり、次第に抜き差しならない立場に追い込まれていく。

著者等紹介

月村了衛[ツキムラリョウエ]
1963年、大阪生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。1988年、脚本家デビュー。脚本家としての代表作に、原案・構成・脚本を務めた「NOIR」などがある。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2011年刊の『機龍警察自爆条項』が、「このミステリーがすごい!」第九位となり、第三十三回日本SF大賞を受賞。2012年刊の『機龍警察暗黒市場』は、同第三位を獲得、第三十四回吉川英治文学新人賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

176
月村さんの時代劇なので興味津々で読んだら…月村ワールド全開のアクション…「江戸時代に6連発銃」という設定だけで、300ページ強を読ませるのだから大したもの!主人公・郎次を始め、悪党たちが暗躍する展開はタランティーノ監督のB級映画を観ているようで、頭を空っぽにして楽しめた。郎次の欲望と孤独な闘いは、私を含めた大人になり切れない男にとってのピカレスクロマンとも言える。銃弾数でタイムサスペンスをかけていた中盤と、お蓮姐さんの気っ風の良さが光る終盤の銃撃戦で「合わせ技一本!」主役は変わっても次作も読みたい(^^♪2019/03/31

サム・ミイラ

142
江戸時代のお話。すなわち時代劇なので読むのを躊躇ったがとんでもない!面白いのなんの。そのまま現代マフィアの抗争に置き換えても違和感のないストーリー。六連発の新型コルトと刀の闘いに総毛立つ。いつもと同じような展開でも引き出しの多さにやはりのめり込む。熱くなる。イメージはロバート・ミッチャムと高倉健の「ザ・ヤクザ」黒澤明の「用心棒」か。ラストもこれしかないと言うほどのダンディズムに痺れること必至。こういう作品こそ映画になってほしいと思うのだがまだまだ先かな(笑)2017/11/03

ゆみねこ

76
コルト1847羽衣が面白かったので、前作のこちらへ。不幸な生い立ちで、孤独な男-郎次、残月と呼ばれる彼の復讐譚。羽衣だけで良かったかも。2018/02/13

紫 綺

67
復讐型時代劇版ハードボイルド‼️虚しさ哀しさはあるが、読み応えのある西部劇日本版という感じだった。爽快とまでは行かないまでも、満足のラストだった♪2018/05/04

みゆ

63
月村さんの時代物お初。お江戸を舞台に拳銃ぶっ放しながらの痛快アクション小説!かと思いきや、ヘタをこいて嘲笑されたり、罠にまんまと嵌ったりとスーパーマン的でない主人公はちょっと意外。でも殴り込みの頑張りとラストの余韻は良かったです。羽衣楽しみ~(^^♪2018/05/09

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