出版社内容情報
幕末の裏世界で存在感を増す男、残月の異名を持つ郎次は、さらなる力を得んと欲するが。江戸を舞台に、掟破りの銃撃戦が始まる──。
江戸の裏世界で存在感を増す男、残月の異名を持つ郎次は、さらなる力を得んと欲するが──。壮絶なアクションと重厚なドラマの融合が好評の「機龍警察」シリーズで文学賞を立て続けに手にしている著者が、月村印エンターテインメントのもうひとつの柱として力を入れている、時代小説。時代小説なのに「コルト」という拳銃をメインアイテムとし、著者ならではのユニークかつ読みごたえたっぷりの娯楽小説を完成させた。
【著者紹介】
1963年、大阪生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業1988年、脚本家デビュー。脚本家としての代表作に、原作・構成・脚本を務めた「ノワール」などがある。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2011年刊の『機龍警察 自爆条項』が、「このミステリーがすごい!」第9位となり、第33回日本SF大賞を受賞。2012年刊の『機龍警察 暗黒市場』は、同第3位を獲得、第34回吉川英治文学新人賞を受賞した。他の著書に『一刀流夢想剣 斬』などがある。
内容説明
江戸の裏社会で存在感を増す男、残月の異名を持つ郎次は、抜け荷の稼業を一手に仕切っており、一家の跡目を襲う立場と見なされていた。だが、一人の因業女を始末したことから、潮目が変わり、次第に抜き差しならない立場に追い込まれていく。
著者等紹介
月村了衛[ツキムラリョウエ]
1963年、大阪生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。1988年、脚本家デビュー。脚本家としての代表作に、原案・構成・脚本を務めた「NOIR」などがある。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2011年刊の『機龍警察自爆条項』が、「このミステリーがすごい!」第九位となり、第三十三回日本SF大賞を受賞。2012年刊の『機龍警察暗黒市場』は、同第三位を獲得、第三十四回吉川英治文学新人賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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