ポスト3・11の子育てマニュアル―震災と放射能汚染、子どもたちは何を思うのか?

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  • サイズ B40判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062173872
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0095

出版社内容情報

震災と原発事故、こどもの心に何が起こる?不安の時代。ショッキングな大震災の経験と、生活不安をあおる原発事故。こどもの心に何が起こっているのか?親は子に何を語りかけ、どう接するべきなのか?

内容説明

現代の大人が誰ひとりとして経験したことのない不安の時代。ショッキングな大震災の経験と、生活不安をあおる原発事故。子どもの心に何が起こっているのか?親は子に何を語りかけ、どう接するべきなのか?5人の心理学者が徹底解説。災害後の子ども心理と子育て。

目次

1 臨床心理学・冨永良喜―人の英知と絆が災害を克服する(回復する人と、回復できない人の二極化が進む;大災害のあとは学校が荒れる ほか)
2 社会心理学・小城英子―災害報道とパニック、被災者支援のために(次第にリアルなものになる津波の映像;報道は真実を伝えられない ほか)
3 児童臨床心理学・前川あさ美―災害後の子どもの心に必要なもの(人は自然災害で心に傷を負う;今回の災害はまだ終わっていない ほか)
4 性格心理学・瀧本孝雄―災害は性格形成にどんな影響を与えるか(震災は性格形成にどう影響するか;震災から時間がたってもしっかり見守る ほか)
5 健康心理学・野口京子―災害後をすこやかに生きるために(心の健康を回復させる条件;日常に戻ることで心が元気になる ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Takuo Iwamaru

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子育て、とタイトルにありますが、読んだ印象では、実際の子育てハウツーよりも、カウンセリング的な視点を含めた、心のケア、メンタルヘルスの話題が多かったと思います。心の問題なので、だから特に子どもに限定せず、大人にもそのまま適応できるアクションもやはり多いです。このようなメンタルを扱う本を読んでいて今まで自然に感じていたことが、今回言葉となって出てきました。「人は、人として扱われることを望んでいる」というのがそれで、要は自分をちゃんと自分としてみてほしい、という気持ちは子どもも大人も一緒だなってことなんです。2011/12/16

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