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数学的な宇宙―究極の実在の姿を求めて

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  • サイズ A5判/ページ数 480p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062169622
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0042

出版社内容情報

「数学的宇宙仮説」を立てた著者による、まったく新しい宇宙理論。人間とは何か? あなたは時間のどこにいるのか?いまいちばんオリジナルな物理学者、マックス・テグマークが導く、過去・現在・未来をたどる驚異の旅!
物理学、天文学、数学をもとに、著者は大胆な仮説「数学的宇宙仮説」――私たちの生きる物理的な現実世界は、数学的な構造をしている――そして、究極の多宇宙理論を展開します。
一般的かつ革新的な科学を用いて、著者はこの誰もが驚く理論をやさしく説明し、さらに科学者としての人生を決定づけた栄光と挫折をも語ります。
人間とは何か? あなたは時間のどこにいるのか? 人間は、取るに足りない存在なのか?
多くの科学者、数学者から称賛を集めた、まったく新しい万物の理論!

第1章 実在とは何か
第2章 空間での私たちの位置
第3章 時間軸上の私たちの位置
第4章 数値で見た私たちの宇宙
第5章 私たちの宇宙の起源
第6章 多宇宙の世界へようこそ
第7章 宇宙を構成するレゴブロック
第8章 レベル3多宇宙
第9章 内的実在、外的実在、合意的実在
第10章 物理的実在と数学的実在
第11章 時間は幻想か
第12章 レベル4多宇宙
第13章 生命、宇宙、すべて


マックス・テグマーク[マックス テグマーク]
著・文・その他

谷本 真幸[タニモト マサユキ]
翻訳

内容説明

人間とは何か?あなたは時間のどこにいるのか?「数学的宇宙仮説」を立てた著者による、まったく新しい宇宙論。

目次

実在とは何か
第1部 宇宙を俯瞰する(空間での私たちの位置;時間軸上の私たちの位置;数値で見た私たちの宇宙;私たちの宇宙の起源;多宇宙の世界へようこそ)
第2部 ミクロの世界を拡大する(宇宙を構成するレゴブロック;レベル3多宇宙)
第3部 一歩下がって見る(内的実在、外的実在、合意的実在;物理的実在と数学的実在;時間は幻想か;レベル4多宇宙;生命、宇宙、すべて)

著者等紹介

テグマーク,マックス[テグマーク,マックス] [Tegmark,Max]
宇宙論研究者。スウェーデン王立工科大学を卒業後、カリフォルニア大学バークレー校で博士号取得。現在、マサチューセッツ工科大学(MIT)物理学教授。これまでに200を超える論文を発表し、特に、情報理論を用いた高度なデータ解析で知られ、全天の広い範囲を対象に銀河分布を調べる大規模プロジェクト、スローン・デジタル・スカイサーベイ(SDSS)での功績は最も有名。量子力学の基本問題への貢献でも知られ、現在では宇宙の未開拓領域を探索するプロジェクトにも関わっている

谷本真幸[タニモトマサユキ]
1969年生まれ。東京工業大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おつまみ

45
量子物理学を少し齧っていると、宇宙って怖いが数学は偉大だなと感じる部分がある。数学は難しいこともあるが、しっかりとした積み重ねがないと問題を解くことは難しい。宇宙を数学的に表現するのは大変だと感じた。2021/04/07

やいっち

33
「物理学、天文学、数学をもとに、著者は大胆な仮説「数学的宇宙仮説」――私たちの生きる物理的な現実世界は、数学的な構造をしている――そして、究極の多宇宙理論を展開」するという。しかも、数式を使わない、やさしい説明。しかし、書かれた内容は相当なもの。ここまでは、まだ前半部分まで読んでの感想。今日(18日)読了した。2017/12/18

はまななゆみ

20
私達が認識できる世界は物理法則で表すことができる。一方、宇宙の起源や果ては数学的にしか表現できない。分かったような分からないような。でも、とても面白く読むことができました。2017/02/28

Pustota

17
この本を読んだ後、夜空を見上げて宇宙の大きさについて思いを馳せると、スケールの遥かに大きな宇宙が見える。「実在」の正体を突き詰めていくと、そこには数学的な構造しかないという。なんのこっちゃ? 最先端の科学理論が直観に反するのも、進化の観点からすると当然らしく、観測と計算から導かれる世界の姿は、私たちが日常的に感じているものとは異なるのも無理はないらしい。この宇宙観は壮大で難解だが、著者が科学研究に向けてきた情熱や誠実さ、発見から得た興奮が伝わってくるので、よく分からなくてもワクワクする本だった。2021/01/07

貧家ピー

9
宇宙学、量子物理学、実在とは何か。物理的実在は数学的構造そのものである。 これは科学の本なのだろうか。哲学的でもあり、人間の頭脳の奥行・可能性を感じる一冊だった。 全然理解できてないけど。 「ビッグバンから140億年以内にそこから光が私たちに到達できた球形の空間領域」でも十分広いのに、平行宇宙が4つもあるとは。2020/10/30

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