出版社内容情報
都市に住んでいる人が街で目にし、ちょっと足を伸ばした郊外で見かける樹木１８５と野草１７９を四季順に配列したポケット図鑑。
都市に住んでいる人が街で目にし、ちょっと足を伸ばした郊外で見かける樹木１８５と野草１７９を四季順に配列したポケット図鑑。
内容説明
６１４種類の樹木と野草を７４３点のカラーで紹介。樹木と野草に分けて花の咲く順にわかりやすく配列。花だけでなく、夏や秋に色づく紅葉も紹介。随所に心が癒される季節を代表する花の風景を収録。
目次
樹木編（早春を彩る花木；仲春を彩る花木；仲春から晩春を彩る花木；初夏を彩る花木；仲夏から晩夏を彩る花木）
野草編（早春を彩る野草；初夏を彩る野草；仲夏から晩夏を彩る野草；初秋を彩る野草；仲秋から晩秋を彩る野草）
著者等紹介
金田洋一郎［カネダヨウイチロウ］
１９４２年生まれ。滋賀県出身。日本大学芸術学部写真学科卒業。植物写真のフィルムライブラリー（株）アルスフォト企画を経営。植物写真を中心に４０年にわたる撮影活動を続け、多数の雑誌と書籍等に写真を提供している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メイ＆まー
17
いつもご近所の庭先を彩っていていいなあと思うけれど名前を知らぬ花、名前はよく聞くし響きも素敵だと思っているけど実物と結びつかぬ木。そんな植物たちが集まった一冊。園芸に詳しい方なら、何を今更、な内容かもしれないけど、初心者には親切で写真もなかなかきれいで心和む本でした。2015/05/25
Sakie
9
日頃目にする樹木と野草、と前置きするだけあり、憶えのある植物が多い。しかし知っているようで、様子と名前が一致しない植物が多いので、まずはざっくり目を通した。野鶏頭、花韮、洋種山牛蒡。帰化植物であっても、おおかたの植物には和名があり、漢字が充ててある。特に野草で目につくのが、犬、豚をはじめ、馬狐雀蛇、果ては屁糞尻盗人襤褸などが入った名前である。田畑や里山に生い茂るのを忌々しく思い、邪険にする日本人の姿を想像して面白くなった。写真は花の時期の大写しが多く、他の時期の印象と一致せずピンとこないものもある。2017/12/05
水森
2
街を歩けばその辺りに植わっている木や花が、フルカラーの写真と共に収められている。いつも通る道に咲いている、あの花はなんて名前なんだろう？という疑問をきっと解消してくれるだろう。花木と野草に分かれていて、それぞれ春夏秋冬の順に並んでいるので探しやすいし、通して読めば季節の移り変わりが感じられる。2014/05/21
