出版社内容情報
ある、あついあつい夏の日。ヒマラヤへ行ったふたりは、なんと雪男にであい!?サラとピンキーがおくる ゆかいなものがたり第2弾!みどりがおか三丁目の、まつしたさんの家の、サラちゃんのへやに、小さなおうちがたっていました。おうちといっても、それは、だんボールでできたおもちゃのうちです。
おもちゃでしたが、そのうちは、サラちゃんのせたけと同じくらいの高さでしたし、大きなふたつのまどと、中に入るためのドアもついていました。
そして、そのだんボールのおうちには、ピンキー・ブルマーというブタのぬいぐるみが、一ぴきすんでいました。
ピンキーは、とってもねぼすけで、いつもねむってばかりいましたが、サラちゃんがドアを三回ノックして、「あそびましょ。」って言うと、たちまち、パチッと目をさまします。
それから ふたりは……というか、ひとりと 一ぴきは、いつもいっしょに、いろんなところにあそびにいくのです。(本文冒頭より)
今回のぼうけんは、ヒマラヤ! ふたりをまっていたのは、思いがけない出会いでした! サラとピンキーがおくるゆかいなものがたり第2弾!
富安 陽子[トミヤス ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
雪にとざされたヒマラヤ山脈は、あつい日に出かけるのにぴったり!女の子のサラちゃんと、ブタのぬいぐるみのピンキー・ブルマーは、青いひこうきにのりこんで、ヒマラヤへ行きました。そこで、ピンキーは、雪男たちのつくった、おとしあなにはまってしまい!?ハラハラドキドキ、ゆかいなおはなし!野間児童文芸賞受賞作家が作・絵を手がけたはじめての幼年童話!小学初級から。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
作家。東京都生まれ。和光大学人文学部卒業。25歳でデビューし、1991年『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞、2001年『空へつづく神話』で産経児童出版文化賞を受賞。『やまんば山のモッコたち』がIBBYオナーリスト2002文学作品に選出される。『盆まねき』で2011年、第49回野間児童文芸賞、2012年、第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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