愛蔵版のばらの村のものがたり 全8話

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 26cm
  • 商品コード 9784061892132
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

『のばらの村のものがたり』全編の一冊本!のばらの村で暮らす野ねずみウィルフレッドたちの、四季折々のお話が、一冊の本になりました。大きなサイズの愛蔵版で、かわいい物語をお楽しみください!   幼児から

内容説明

小川のむこうの草原にそってつづく、細くからみあったいけがきが、のばらの村です。ねずみたちは、昔から木の根や幹をすみかにしています。ねずみたちは、たくさんの冒険をします。海辺や山にいても、あるいは家の暖炉のそばにいても、いつもわくわくすることを見つけ出します。そして、なにか困ったことが起きても、なかまが救いの手を差しのべます。―はじめて一冊にまとめられた、愛蔵版を、ぜひあなたのおてもとに。

著者等紹介

バークレム,ジル[バークレム,ジル][Barklem,Jill]
1951年にロンドン郊外にあるエピングの森の近くで生まれた。ロンドンのセント・マーチンズ美術学院に学んだが、毎日ロンドン市内に通学するうちに、エピングの豊かな自然と生活をあらためて見直すようになり、それが“のばらの村のものがたり”シリーズとして実を結んだ。1981年第16回世界絵本作家原画展(至光社、丸善供催)みみずく賞、1982年度ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞

岸田衿子[キシダエリコ]
東京で生まれた。東京芸術大学油絵科卒業。詩人・童話作家。第21回サンケイ児童出版文化賞大賞、ドイツ児童図書賞などを受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひ  ほ

28
「雲を紡ぐ」に登場した絵本。ピーターラビットと同じ匂いのする絵本。こちらはねずみさんのお話しですがね。2020/11/08

はるぽん🐰道草中🐱

24
のばらの村のねずみたちのお話が8つも読める、とても贅沢な1冊。春夏秋冬 季節の物語の他に、山登りや海、日常を離れた冒険など、どれもよかったです。「のばらの村のものがたりは、わたしにとって理想の世界です。ねずみたちの生き方こそ自然で、人生はこうあるべきと思っています。」作者ジル・バークレムの言葉通りの物語でした。同じくらい絵も素敵で✨植物、家の中(家具や部屋)、食べ物など、どれもこれも細かく丁寧に描かれていて見ているだけでうっとり、飽きません。2020/11/04

koji

23
大好きな作家米澤穂信さんが、日経新聞11/24夕刊「プロムナード/絵を見た話」の中で採り上げていました。このコラムは「国立西洋美術館で見たな版画連作『牢獄/JBピラネージ』に魅入られた米澤さんが、<巨大な構造物が好きだった>昔の思い出の本を連想していく」話。その一つ、Jバークレムの本書は絵本ですが、切り株を輪切りにして、ねずみたちが暮らす家を細密に描いています。子供の頃、米澤さんは、時間を忘れて、その機能的な家の断面図に見入ったそうですが、私も世間の喧騒を忘れて古き良き英国の田園物語に魅入った1時間でした2022/12/03

ときわ

9
絵本を読むなんていつ以来だろうか。『雲を紡ぐ』に出てきた美緒が、紘二郞さんの本棚から選んだ絵本。ねずみの住む《のばらの村》のお話。絵がとても素敵です。細かく描き込まれていて、いつまでも眺めていられる。森の草花の絵はねずみ目線。ほっこりしました。2020/10/20

なにょう

7
★さっと読めるかと…手に取る。意外と読みでがある。ずっと読みたかった本。シリーズ全作8編収録。なんと言っても絵がよい。自然の絵。家の中の絵。料理・家具・衣装などなど。インテリア・ミニチュアなんかに興味がある人にもおススメ。★前半の4編は家にあって、小さい頃何度も読み返したんだった。後半の4編は初読。こねずみウィルフレッドらが山へ、海へ冒険するのが良い。そんなわんぱく、おっちょこちょいな子供たちを見守る大人たちの存在が良い。2015/08/30

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