出版社内容情報
日本の怪談とは何か? 怪談百年周期説とは? 意外な視点から日本の恐怖譚の生まれる理由を探る、まったく新たな日本怪談入門!
なぜか日本では百年ごとに実話怪談が流行っている。では、百年前、二百年前には何があったというのか? 江戸の四大幽霊事件から、大正・昭和初期の心霊ブーム、平成の実話怪談ムーブメントまで、意外な視点でつづる新たな日本怪談文学史、誕生!
【著者紹介】
1958年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。怪奇幻想文学の評論家にしてアンソロジスト。怪談専門誌「幽」編集長。著作に推理作家協会賞を受賞した『遠野物語と怪談の時代』など。
内容説明
なぜか日本では百年ごとに怪談が流行っている。では、百年前、二百年前には何があったというのか?江戸の一大怪談ブームから、明治・大正の黄金期、そして平成の怪談ムーブメントまで、意外な視点でつづる新たな日本怪談文学史、誕生。
目次
第1章 二つの震災の間で(震災の日に…;水の滴る音 ほか)
第2章 怪談百年周期説(百年前の「怪談」ブーム;テレビやインターネットにおける怪談普及 ほか)
第3章 文化文政の怪談作家たち(近世江戸文芸の流れ;大江戸文豪たちが怪談を書いていた!? ほか)
第4章 明治大正の怪談作家たち(圓朝怪談から近代文芸は生まれた?;泉鏡花―「お化けの隊長」と呼ばれた文豪 ほか)
第5章 平成の怪談作家たち(現在進行形の「黄金時代」;日本初の怪談専門誌「幽」の創刊 ほか)
著者等紹介
東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。怪談文芸評論家、アンソロジスト。怪談専門誌「幽」編集長。著作に日本推理作家協会賞を受賞した『遠野物語と怪談の時代』ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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