出版社内容情報
現場に哲学が求められる、地方創生の処方箋がここに!
個性あるまちは、そのまちをふるさととする人々の手作り感を実感できるものでなければならない。本書は、哲学の手法を取り入れた「わがまち再生プロジェクト」の方法論だ。著者が関わった9つの実践例も紹介する。
【著者紹介】
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内容説明
個性あるまちは、そのまちをふるさととする人びとの手づくり感を実感できるものでなければならない―出雲大社表参道神門通り、宮崎県高千穂町、福岡県行橋市、長野県山ノ内町、沖縄県国頭村、新潟県佐渡市など8つの成功例。ふるさと見分けの哲学と実践。
目次
第1部 わがまち再生の方法―ふるさと見分け・ふるさと磨きの四つのトライアングル(空間のトライアングル;選択のトライアングル;価値のトライアングル;社会的合意形成のトライアングル;社会的合意形成のプロジェクトマネジメント)
第2部 わがまち再生の実践(佐渡めぐりトキを語る移動談義所―新潟県佐渡市;カッパの逃げ道とシャガの散歩道―新潟県佐渡市福浦;「天の恵み、地の利、人の和」―福岡県行橋市姥が懐;地産地消の地域づくり―長野県山ノ内町;やんばるの森のみちがえるまちづくり―沖縄県国頭村;天孫降臨のかわまちづくり―宮崎県高千穂町;八雲立つ出雲の国のまちづくり―島根県松江市;祈りの道、そして、出会いのまち―島根県出雲市)
著者等紹介
桑子敏雄[クワコトシオ]
1951年群馬県生まれ。哲学者。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻教授、一般社団法人コンセンサス・コーディネーターズ代表理事。日本・東洋・西洋の思想をもとに、環境・生命・情報などの問題にかかわる価値の対立・紛争を分析し、合意形成プロセスの理論的基礎を明らかにするための研究を行う。実践面では、川づくりや地域づくりでの住民と行政、住民どうし、行政機関どうしの間の話し合いの設計、運営、進行を行いながら、参加型合意形成プロセスを含むプロジェクト・マネジメントの研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。