内容説明
恋愛ゲームで世界一。上場企業ボルテージのヒットのマニュアルとは?新卒でもヒットを出せる独自の仕組みを初公開!
目次
第1章 累計二六〇〇万人。女性が夢中になる「恋愛ゲーム」とは
第2章 映画作りの手法で高いクオリティに
第3章 「働く女性に癒しの場を」女性目線からヒットが生まれた
第4章 新卒でもヒットを生み出せる良質の「マニュアル」
第5章 三一歳の執行役員も。若手女性の活躍
第6章 給料アップより大事な、社員を育てる「環境」作り
第7章 日本のコンテンツで世界一に。海外展開への挑戦
著者等紹介
上阪徹[ウエサカトオル]
1966年兵庫県生まれ。’89年早稲田大学商学部卒。リクルート・グループなどを経て、’94年よりフリーランスに。経営、金融、ベンチャーなどをテーマに、雑誌や書籍などで幅広く執筆やインタビューを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書ニスタ
24
この本の何がすごいって、2015年に発売になってから、2017年から業績が急速に悪化、2022年6月でおよそ半減まで売り上げを落としている点。 売れる物語の構造をマニュアル化し、新入社員でもヒットが生み出せると言った通り、他社にノウハウが流失したと思われる。良書2022/08/10
Haruka Fukuhara
10
夫婦の物語としてなかなか興味深かった。夫婦のありかたはカップルの数だけある(あるいはその2倍とも捉えうるのかもしれない)のだろうけど、ひとつの理想形なのかな、と。夫婦で需要と供給が相互に一致するというのはなかなか奇跡的なことのような気もするのでこの2人は幸せ者だと思った。恋愛ゲームで成功したらしいベンチャー企業の起業家の話。2017/11/09
Yuichi Yamasaki
8
いいコンテンツが生まれる仕組み作りが大切。給与よりも良い環境が大切。二人の企画営業に一人のサポート。映画恋愛コンテンツかー。2015/05/15
ふくみみ
7
Voltageってキャリア主流のケータイ、ソシャゲからネイティブの時代を生き抜いてると思うと改めて強いですね。テキスト主体という量産が難しそうなイメージで職人的な作り方をしているのかと思ってました。でも創業者の方がハリウッド方式を学んできていて、上位の役職者は量産化の仕組み作りに時間を割いてきたとのこと。マニュアル化してもマニュアル通りにいかないこともあると思うけど、可視化して共有することで意識の共有とズレがハッキリするメリットの方が大きいのかな。企画書もマーケティングを可視化したものでお見事。2016/09/28
やまた
5
女性向け恋愛ゲームのボルテージがいかにして出来上がったか、というストーリー。すべてのマニュアル化、プラットフォーム化がすごい。その枠を作るのってすっごく大変だよなあ。。。でも、それが出来れば本当に人に依らずに回るような仕組みができるんだなあ。2016/04/28