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内容説明
日本の送電網、実は7割がロスするだけ。日本の電力システムは世界基準から取り残されている。柏崎刈羽・チェルノブイリが教えるもの。日本型スマートグリッドの基本的な仕組み。“一億総発電所”で収入も増える。エネルギー革命はビジネスチャンスの宝庫。日本の未来を照らす新しい電力のしくみ。
目次
第1章 「節電社会」は待ったなし
第2章 節電社会のキーワードは「スマートグリッド」
第3章 エネルギーと社会のスマート化は世界の流れ
第4章 エネルギー革命が創る新しい社会とビジネス
第5章 新しい国のビジョンを描こう
終章 本書のまとめと「スマート国民総発電所」実現へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニョンブーチョッパー
1
○2013/12/26
なごまろ
1
まだまだ現実味を感じられない仕組みですが、この本に書かれていることが実現したらおもしろいです。実現したとしても、先の長い話にはなりますが。何にしても、政府の支援がなくしては難しいですね。やはり、再生可能エネルギーの扱い方と蓄電池の開発が急がれるところだと思います。2011/08/05
あみあみ
0
スマートグリッドに関する入門書的な本です。けっこうわかりやすく書いてありました。ただ、実現に向けた具体的な話があまりなかったように感じました。2012/08/05
惰性人
0
電力供給をネット化し、柔軟な需要供給システムをつくることによって節電する、いわゆるスマートグリッドを用いた社会を実現しよう!という提案。実現のための技術的課題や政治課題にはあまりふれておらず、漠然とした提案に終わっているように思います。2012/01/06
ゆうだい
0
国民葬発電所という、「みんながプラスエネルギー住宅に住めば、発電所いらなくね?」という概念を提唱。そのために、スマートグリッドや、エコポイントのようなスキームを紹介。あまり技術的な話はなく、メタンハイドレートやオーランチオキトリウムの話は一切ない。かなり政府的な発想に偏ってる。再生可能エネルギー促進のため、電気料金に負担金を上乗せすることを「低所得者層にも省エネへの参加の機会を与える」と書くあたり、かなりキてる。2011/09/20