出版社内容情報
伝説の軍人ながら退役し、エルフの幼年学校の料理係となったシレンツィオ。数々の料理を子供たちに振る舞いながら、ルースの地に存在するエルフ料理の謎と対峙することに――!
内容説明
伝説的な軍歴を誇りながら、退役をきっかけに留学先のエルフの国・ルース王国の幼年学校で料理係(?)となった男シレンツィオ。ひょんなことから相棒の羽妖精ボーラ、早熟な少女テティス、赤毛の少年マクアディら小さな友人たちに囲まれながら、奇妙で気ままな学園生活を楽しんでいた。時にはエルフならば誰でも扱える魔法に興味を抱き、獣人ガットの作った池の魚を調理して振る舞ったり、蕎麦や醤油を扱うエルフ料理を調べながら作ってみたり…シレンツィオは興味の赴くままに色んなことにチャレンジしていた。そんな最中、エルフの子供たちの舌が痩れるという謎の症状が発生。シレンツィオはその原因の調査に乗り出すが―それは、この伝説的な英雄の「気ままなその後」の生活に、大きな影響を与える事態になってしまう…のか!?気ままな英雄の「その後」を描く話題の物語、第2弾!
著者等紹介
芝村裕吏[シバムラユウリ]
作家、ゲームクリエイター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
22
退役をきっかけに留学先のエルフの国ルース王国の幼年学校で数々の料理を子供たちに振る舞うシレンツィオが、ルースの地に存在するエルフ料理の謎と対峙する第2弾。時には魔法に興味を抱き、蕎麦や醤油を扱うエルフ料理を作ってみたりと興味の赴くままに日々を送っていたシレンツィオが直面する、エルフの子どもたちを襲った食中毒問題。彼を巡る羽妖精ボーラやエルフの幼女たちのせめぎあいも楽しかったですが、子どものために解決方法を探るシレンツィオの姿勢はどこまで真摯で、試行錯誤しながら原因を究明していく展開はなかなか良かったです。2024/09/28
ローリー
3
目の病気で読書がままならず。読了まで一ヶ月ほどもかかってしまいました。なので面白い話なのにあまり楽しめず。遺跡壊すのはもったいないなぁと思って読んでましたが、予想外に大きな話になってきました。2024/12/31
ZIN
1
おっさんがメシ作ってるだけ...からのギア上げて伏線一気に回収して超展開するの自由過ぎるし面白すぎる。続き読みたい頼む...2024/09/28