MF文庫J<br> 僕らの春は稲妻のように

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MF文庫J
僕らの春は稲妻のように

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046823304
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

白河白亜。中2、名家の長女、中学生ばなれしたスタイルで可愛い。そして僕・灰瀬譲に出会って即プロポーズしてきた変な女の子。
白亜の恋愛は本人曰く、“猛スピード”。一緒に学校をサボリ、僕の家に上がり込み、その次にはご両親にも挨拶。あっという間に僕らの関係は進んで――だけど僕は、白亜のことを何も知らないのかもしれない。
ハシャぐ白亜の笑顔、時折見せる陰のある表情、そして結婚するまでキスは禁止。その理由を僕は知らない。
「キスしたら許嫁のお話はおしまい。私のキスは特別だからね」
許嫁として始まった関係だけど、好きになってもいいですか?

内容説明

白河白亜。中2、名家の長女、中学生ばなれしたスタイルで可愛い。そして僕・灰瀬譲に出会って即プロポーズしてきた変な女の子。白亜の恋愛は本人曰く、“猛スピード”。一緒に学校をサボリ、僕の家に上がり込み、その次にはご両親にも挨拶。あっという間に僕らの関係は進んで―だけど僕は、白亜のことを何も知らないのかもしれない。ハシャぐ白亜の笑顔、時折見せる陰のある表情、そして結婚するまでキスは禁止。その理由を僕は知らない。「キスしたら許嫁のお話はおしまい。私のキスは特別だからね」許嫁として始まった関係だけど、好きになってもいいですか?

著者等紹介

鏡遊[カガミユウ]
ラノベ作家兼シナリオライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

37
名家の父親の庶子でやや複雑な境遇の中学生・灰瀬譲。彼と出会って即プロポーズしてきた、ちょっと変わった許嫁・白河白亜との日々を描く青春小説。中学生離れしたスタイルで可愛い名家の長女・白亜と一緒に、学校をサボったり、譲の家で母親に会って気に入られ、彼女の両親にも挨拶。事態は猛スピードで目まぐるしく進むのに、時折垣間見せる表情や不可解な出来事から、実は白亜のことを意外と知らないことに気づく譲。見えていた構図をガラリと変えてゆく彼女を巡る事情に、二人でこれからどう向き合うのか。今後の展開が気になるシリーズですね。2023/03/26

まっさん

21
★★★★ 面白かったです。 物語はシングルマザーの家庭で育つ平凡な少年・灰瀬譲。ある日自身の父親が上流階級の出身である事が明かされ、彼も流れるようにその仲間入りを果たす事に。名家の子息ばかり集まる名門校に転入するなど生活が一変する中、その学校には中学生離れしたプロポーションを持つ美少女・白河白亜が在籍していた。何事も”猛スピード”を信条に生きる彼女は、何故か譲に出会って即プロポーズしてきて…というお話でした。 読了後の率直な気持ちとして、この作者さんこういう作品も書くんだなぁという印象が一番強かったで→2023/07/25

rotti619

12
灰瀬譲が偶然クラスメイトの白河白亜の揉め事に介入したら、白亜から即プロポーズ・次の日には両親へ挨拶に来るという、”猛スピード”な恋のお話。白亜の中2とは思えないスタイル(170cm超え)、”猛スピード”を信条とする生き方に対し、灰瀬の”死ぬわけじゃない”なら大抵の事は受け入れる姿勢は、どこか浮世離れした世界観を持っているが、これらは全て最後の1シーンのため。この1枚の為に最初のシーンから作り込まれているやり方は、作者がゲームのシナリオライターたる所以かと。文字通り電光石火で駆け抜けていく良い話だった。2023/05/02

ひぃす

12
作者自身があとがきで書いてるように、とあるタイプのADVゲームのような設定を下敷きにしたラブコメ。白亜と譲の関係性はなるほど、確かにそういうゲームっぽい。頭をぶん殴ってくるような導入と、一冊という枠の中できっちりと内容をまとめあげてくるのはさすがの安定感。最近の鏡先生の著作の中では、エロ成分はかなり薄目。どんな結末を辿るにせよ、きちんと結末まで読みたいなぁ…。ちゃんと出してね、MF文庫Jさん! きちんと設定作られてる作品ほど、続きが出ないと悲しいの…。2023/03/27

真白優樹

12
とある名家の落とし種であると判明した少年が転校先で、猛スピードで生きる少女に再会し始まる物語。―――稲妻のよう、駆ける彼女を止めるは彼だけ。 エネルギッシュな彼女に振り回される中、彼女を知る事でその真意が見えてくる物語であり、知る事で一緒に生きたいと願いだす少年が手を伸ばす、何処かエモい愛が溢れているお話である。共に生きたいと願うその思い、叶えるために必要なのは二人の努力。細やかな夢だとしても本当のその願いの先、未来に到達するまで是非見届けられる事を願いたい次第だ。 期待を込めて次巻も勿論楽しみである。2023/03/25

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