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出版社内容情報
虚無の世界の秘密を解き明かすため、旧〈ログナス王国〉の王都ウル＝シュカールの遺跡を訪れたレオニスたち。攫われたリーセリアと無事に再会をはたすものの、使徒ネファケスによって支配された〈機神〉――シュベルトライテが二人の前に立ちはだかる。苛烈な戦闘の最中、更なる戦乱を呼ぶがごとく、1000年前のレオニスと同じ姿をした〈不死者の魔王〉が乱入する。「なぜ、俺がここにいる……!?」一方、フィレットの魔手に囚われるエルフィーネ、〈獣王〉相手に奮闘するシャーリの残る〈第〇七戦術都市〉にも、それぞれの思惑を胸に各勢力が集結しようとしていた――！
内容説明
虚無の世界の秘密を解き明かすため、旧“ログナス王国”の王都ウル＝シュカールの遺跡を訪れたレオニスたち。攫われたリーセリアと無事に再会をはたすものの、使徒ネファケスによって支配された“機神”―シュベルトライテが二人の前に立ちはだかる。苛烈な戦闘の最中、更なる戦乱を呼ぶがごとく、１０００年前のレオニスと同じ姿をした“不死者の魔王”が乱入する。「なぜ、俺がここにいる…！？」一方、フィレットの魔手に囚われるエルフィーネ。“獣王”相手に奮闘するシャーリの残る“第〇七戦術都市”にも、それぞれの思惑を胸に各勢力が集結しようとしていた―！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
虚無の世界の秘密を解き明かすため、旧ログナス王国の王都の遺跡を訪れたレオニスたち。攫われたリーセリアと無事に再会をはたすものの、機神シュベルトライテが二人の前に立ちはだかる第十一弾。苛烈な戦闘の最中に乱入してきた1000年前のレオニスと同じ姿をした不死者の魔王。一方、フィレットの魔手に囚われるエルフィーネ、第〇七戦術都市に残ったシャーリも厳しい状況に追い込まれたりと、物語として大きく動いてきて、リセーリアに懐いた機神は可愛い一面も見せてくれましたけど、エルフィーネがどうなるのか気になるところではあります。2022/11/24
真白優樹
11
ヴェイラとリヴァイズが世界の秘密の一端を知る中、機神と戦うレオニスの前に「不死者の魔王」が現れる今巻。―――同じ自分、二つの世界。交わる先に何が待つ？ 更なる戦力の参入に状況が混沌とし再び整理される中、現実世界に戻って大戦に臨む巻であり、魔王達も続々と集結し、更に世界の謎が深まる中で面白さが深まっていく巻である。果たしてもう一人の自分とレオニスはどう戦うのか。八百年前に別れ、今交わろうとするこの世界はどうなってしまうのか。隠された歴史の謎、そこに何が秘められているのか。 次巻も勿論楽しみである。2023/03/09
MERLI
8
機神と壮絶な戦いを繰り広げ、その後彼女は仲間…になったのかな？とにかくレオニスの元に新たな手札が加わったと見ていいでしょう。懐いているのはリーセリアに対してだろうけど。レオニスが本来転生するはずだった不死者の魔王も何故か敵対するという謎展開ですが、今後どうなることやら。2023/01/17
リク@ぼっち党員
6
1000年前の姿を保つレオニスが現れ、〈魔王〉が集結し、さらにフィーネ先輩に忍び寄る魔の手。盛り沢山の内容で目が滑ってもおかしくなさそうな所を、しっかりと読ませるのがさすがベテランさんだなと。セリア先輩がまた人をダメにしてる…っていうのは冗談として、セリア先輩だけでなくレギーナ、咲耶にフィーネ先輩までクソ重な事情があって、第十八小隊は誰かの意図が介在していたのか？ そしてこの引きはめちゃくちゃ続きが気になる。レオくんも手が離せなさそうな場面、セリア先輩の強くなった姿を目の当たりにできることを期待。2022/11/29
ななし
5
面白れぇぇ〜！前回登場した機神,シャーリの元に現れた獣王,竜王,海王…そして《”不死者の王”》と,魔王大集合でめちゃくちゃ濃密なお話でした。他にも800年前に起きた世界の変化,リーセリアと女神の関係,フィレット財団の闇,エルフィーネの秘密…など物語の核心に繋がる情報も多数判明し今後の展開にも目が離せません！2022/11/29
