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出版社内容情報
うみぼうず[ウミボウズ]
イラスト
二語十[ニゴジュウ]
著・文・その他
内容説明
探偵と助手の目も眩むような冒険譚はかつて上空一万メートルで始まった。依頼人を助け、事件を解決し、強大な敵と戦う、世界を股にかけた旅。それは探偵の死で終わりを迎えた。―だが一年後、終わった筈の物語は一人の少女の激情で再び動き出す。「大丈夫、君塚とあたしたちの願いは全部叶えるよ」「ああ、仲間を助けに旅に出よう」それから俺たちは、世界の深淵に挑み、幾多の戦いを乗り越え、多くの犠牲を払いながらも―やがて奇跡を起こした。全てが終わった今、俺・君塚君彦は、日常という名の後日談に浸っている。それでいいのかって?いいさ、誰に迷惑をかけるわけでもない。だって、そうだろ?探偵はもう―
著者等紹介
二語十[ニゴジュウ]
第15回MF文庫Jライトノベル新人賞にて最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
36
世界の深淵に挑み、幾多の戦いを乗り越え、多くの犠牲を払いながらも奇跡を起こした君塚たち。日常という名の後日談に浸っていた彼らが再び動き出す第七弾。あれからニ年後、シエスタが所長の探偵事務所で大学生になった君塚が助手として探偵の夏凪を支える日常。相変わらずな三角関係を繰り広げる中でようやく調律者から引退するはずが、そこから再び新たなる脅威に復活する名探偵たち。最初時系列的に少し間が空いていたので読み始めてあれ?とも思うリスタートで、波乱万丈の展開でもありましたけど、ここから物語がどう動くのか続巻に期待です。2022/10/03
芳樹
36
【BW】表紙のシエスタと夏凪が大人っぽくなってるな〜。でも、あれ??、という状態で読み始め、口絵を見て違和感を感じ、読み飛ばしたエピソードがあったかなと思い5, 6巻を大急ぎで読み返してしまいました。読み終えて納得。有り様が変わった世界を舞台にした第二部開始ということで、これからの展開に大いに期待します。2022/08/27
如水
22
第二章開幕!…結構『おっ?!』と思える様な展開に。『聖還の儀』を終える事で本当の平和が訪れると言う…ってあれ?シエスタが普通に出て来ている…何で?と言う所から始まります。多分先々でその謎は解かれて行くかと思うんですが、-無知の知を悟れ…俺たちは今何かを忘れている…もしくは、世界が何かを忘れているのか-この巻はこれですな💦そして読者は何が何だか分からず(いや、スジは分かりますよ。ただ世界観が急に…)、次巻以降もワクワクして読み続ける事でしょう。結局【大厄災とは何を指すのか?】がこの2章の話となる…のか?2022/09/30
なみ
20
《大災厄》を乗り越え、日常を過ごしていた君塚たちは《聖還の儀》によって危険な日々から離れようとするが──。 ずっと、何が起こっているんだ……?というモヤモヤを抱えながらも楽しく読めましたし、終盤で一気にギアが上がってきて鳥肌が立ちました。 エンタメというレールの上を、高速でアクロバット飛行して全部ぶっ倒していく、そんな『たんもし』だからこそ可能な展開が本当にすごすぎる。 《未踏の聖域》《虚空暦録》と、ワクワクなワードも出てきて、ますます目が離せません! 早く8巻が読みたい!2022/09/03
日坂愛衣
12
まさかの二章の始まりでそんな波瀾万丈の展開を思わなかった、これは期待大。そもそもあの二年で一体何が起こった、気になります。シェスタや渚は相変わらずかわいい。2022/08/26