ＭＦ文庫Ｊ ランジェリーガールをお気に召すまま〈２〉

花間 燈【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2022/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 264p／高さ 15cm
• 商品コード 9784046814746
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

ランジェリー製作の要であるパタンナーが失踪し、大ピンチに陥ってしまった下着ブランド・リュグ。高校生ながらリュグのデザイナーを務める浦島恵太も、新たな人材探しに奔走していた。そんなある日、恵太の前に転校生の浜崎瑠衣が現れる。「そ、そのパンツは……っ!?」なぜかパンツを見せつけてきた彼女は、リュグの競合ブランド・マチックのデザイナー兼パタンナーだった！　そして恵太の窮状を知り、「負けたほうが相手ブランドに移籍する」という条件のデザイン勝負を持ち掛けてくる。後に引けない恵太が応じたことで、絶対に負けられない下着バトルの幕が開けた――！

内容説明

ランジェリー製作の要であるパタンナーが失踪し、大ピンチに陥ってしまった下着ブランド・リュグ。高校生ながらリュグのデザイナーを務める浦島恵太も、新たな人材探しに奔走していた。そんなある日、恵太の前に転校生の浜崎瑠衣が現れる。「そ、そのパンツは…っ！？」なぜかパンツを見せつけてきた彼女は、リュグの競合ブランド・マチックのデザイナー兼パタンナーだった！そして恵太の窮状を知り、「負けたほうが相手ブランドに移籍する」という条件のデザイン勝負を持ち掛けてくる。後に引けない恵太が応じたことで、絶対に負けられない下着バトルの幕が開けた―！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まっさん]

★★★ またえっちな女の子が増えたぞ……と思わず言ってしまうようなヒロインが新たに登場する今巻。 褐色肌ヒロインという時点で刺さりに刺さりまくりましたが、そんな彼女を安易にヒロインレースに参加させるのではなくしっかりと物語の展開に組み込んで登場させる構成は良かったですね。題材が題材だけに安直なエロに走りそうかと思いきや、しっかりとストーリーを構築するやり方には素直に好感が持てます。 そして前巻時にも思いましたが、割とセンシティブなネタが多いにも関わらず下品さを感じさせない所も尚好印象ですし、読者側から→

2022/10/12

[リク@ぼっち党員]

逃げ出したパタンナーの代わりを探すために浦島が奔走する。そして褐色ツンデレ少女の瑠衣登場。モデルではなくクリエイター側の女の子なので、これまでの三人とはまた違った視点から浦島との共感を見せてくれたのがよかった。そして褐色少女と鮮やかな下着のハーモニー。大変良きものでした。下着バトルやKP対策など重くならないタイプの内容なので、可愛い女の子を堪能して、真摯な姿に心を打たれつつ、下着について詳しくなれる。フェチ系のラノベとして高水準にある作品だなぁと改めて思った。次回は雪菜の出番が多めとのことで楽しみに待つ。

2022/06/24

[わゆ]

主人公がデザイナーを務める下着ブランドのパタンナーが突如の失踪。後続が見つからない状況下で、彼の前に「ライバルブランドのデザイナー」の女の子が現れるお話。1巻の時点で序章感があった本作だが、2巻はヒロインが増え、既存キャラの関係性もより複雑に絡んできて、俄然面白くなってきた。主題となる「下着」についても、これまで主人公が考えてきたことが無いテーマに幾度とぶつかることで、新たな扉（変態的な意味でも）を開いていく様が楽しい。主人公の変態さが一貫している点や、ラブコメ的にも盛り上がる一幕もあり、大満足の内容だ。

2022/06/25

[rotti619]

言動は色々アカンけど、ランジェリー製作へ真摯に取り組んでいる高校生のお話第2巻。製作に必要な人材であるパタンナーが辞めてしまいピンチに陥ったリュグを救うため新しいパタンナーを探している所にライバル登場、という流れだが、基本的には前巻同様、下着事情に悩む女性の問題解決に全力で取り組むのがメインとなる。主人公浦島恵太の面白い所は、仕事に性別は持ち込まないというプロ根性と男子高校生の欲望には忠実という両極端な人格が同居している所。このどことなく憎めないキャラクターにヒロイン達が懐いていくのは、結構自然に感じた。

2022/08/15

[ホシナーたかはし]

キャラクターと下着の柄の描きこみが緻密で素晴らしい。面白いのだろうけど、私にゃ無理でした

2022/07/02