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出版社内容情報
《こ、こちら海鳥東月さんのお電話で、間違いないでしょうか……?》五月三日、ゴールデンウィークのど真ん中。バイト帰りの海鳥の携帯に謎の非通知設定の電話がかかってくる。
「……え? あの、どちら様ですか?」戸惑う海鳥に対して、謎の少女は、予想外の正体を告げてきて? 一方その頃、天ぷらを作りつつ海鳥の帰宅を待つでたらめちゃんの身にも、思いもよらない魔の手が迫っていた……。土葬、食品スーパー、中華料理、幼女、金髪お嬢様。
海鳥は果たして、『彼女』と『彼女』と協力し、第二の嘘殺しを成功させることが出来るのか?
第17回MF文庫Jライトノベル新人賞〈最優秀〉作、奇妙奇天烈青春ストーリー第二弾!
内容説明
“こ、こちら海鳥東月さんのお電話で、間違いないでしょうか…?”五月三日、ゴールデンウィークのど真ん中。バイト帰りの海鳥の携帯に謎の非通知設定の電話がかかってくる。「…え?あの、どちら様ですか?」戸惑う海鳥に対して、謎の少女は、予想外の正体を告げてきて?一方その頃、天ぷらを作りつつ海鳥の帰宅を待つでたらめちゃんの身にも、思いもよらない魔の手が迫っていた…。土葬、食品スーパー、中華料理、幼女、金髪お嬢様。海鳥は果たして、『彼女』と『彼女』と協力し、第二の嘘殺しを成功させることが出来るのか?第17回MF文庫Jライトノベル新人賞“最優秀”作、奇妙奇天烈青春ストーリー第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
半熟タマゴ
12
小説で『サラダ油』という単語をこんなにも見ることになるとは(笑) シュールさは1巻からさらにパワーアップしてるかと。新キャラが一気に5人増えてワチャワチャ感増して面白かった! 今回、でたらめちゃんと奈良の出番はほとんどなかったので、次巻では二人の活躍がたくさんあると嬉しいです。このまま独自の世界観を貫いて欲しい。2022/09/03
真白優樹
10
ゴールデンウィークとなり東月が鉛筆を土葬する中、格安で購入したサラダ油が新たな「嘘」殺しを持ち込む今巻。―――思いを知り、その果てに幸福な結末を。 更に嘘から作られた少女達が出現し、今度は違った味での戦いが描かれる今巻。複雑な面白さが更に深まる中、東月のヤバさが更に見えてくる、更に何も言えなくなってくる巻である。更なる仲間を獲得し、人間関係も深まりを見せる。果たしてこの先、敵の一派との戦いはどうなるのか。今巻では活躍の無かったでたらめちゃんは、今度は活躍できるのか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/05/05
まいなな
7
面白いです。 この作品は……なんだろうな。だいぶ異質。 まだ上手く言語化できないんだけど、他の作品と纏う雰囲気が全然違うんだよね。リゼロを読んでいるときみたいな感覚もあり、マケインと通じる感覚をたまに覚えたりと、まあ伝わってくる感情の振れ幅が大きい印象。 今回は特に『もの』にテーマが憑いていたお話だったけど、こんな着眼点とお話の広げ方があったんだなあって興味深く読みました。 ひょっとしたら現実世界の身の回りでも、たくさんの物たちがこうなっていたり……なんてね。 にしても海鳥ちゃんやべーわ笑笑2022/04/28
たま
4
やっぱりいろいろぶっ飛んでいた。サラ子を除きもれなく全員イカれているのが好き。1巻と比べ対立シーンが平和だったかな。そして仲間がふえる!!清涼院様気になるなぁ。2022/07/09
ましろ
4
前巻での嘘殺しを経て、ついに宝物だった“奈良の鉛筆”を捨てること決意した東月。 けれど、丁寧に鉛筆を“土葬”し終わった直後、自我の芽生えた鉛筆からテレパシーで話しかけられてしまい!? こうして奇妙な“第二の嘘殺し”が幕を開けます。 鉛筆が擬人化した要因が、揚げる際に使用した“サラダ油”にあることを突き止めた東月らは、それを販売した張本人・猟子を突撃。 登場人物たちがそれぞれの思惑を持って奔走するため物語は複雑に絡み合い、全ての謎が一つの線で繋がった時の爽快感は何よりも格別でした。2022/06/04