コトラーのH2Hマーケティング「人間中心マーケティング」の理論と実践

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コトラーのH2Hマーケティング「人間中心マーケティング」の理論と実践

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  • サイズ A5判/ページ数 435p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784046053060
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

出版社内容情報

H2Hマーケティングとは、Human to Human Marketing、すなわち人間を中核に据えた、人間主体のマーケティングである。
たゆまぬ進化と引き換えに信用と効力を失いつつあるマーケティングに、「人間の役に立つとともにしっかり利益を生み出す」というかつての力と役割を取り戻すためのマーケティング手法だ。
著者らは、最新のマーケティング概念にデザイン思考、S-DL(サービス・ドミナント・ロジック)、デジタライゼーションという3つの神器を組み合わせることでH2Hマーケティング理論を完成させている。
Amazonやホールフーズ・マーケット、ウーバーなどの事例をはじめ、コロナ禍を踏まえて完成された充実の内容。
巻頭にはH2Hマーケティングの始祖である3名の著者からの日本へのメッセージ、各章末には経営学者の鳥山正博氏による日本の読者向けの解説文を掲載。
信用が通貨となった現在、H2Hは今や稼ぐための手法にとどまらず、生き残るために必要な視点である。

(本文より)
H2Hマーケティングは、人間と、人間が抱える問題(H2Hの課題)の解決を中心に据え、現在欠けている信用、誠実さ、高潔さ、共感、脆弱性、建設的な対話、サステナビリティ等の問題に取り組んでいく。
マーケティングの人間的な側面を再活性化させ、パーパスと情熱を持つ事業を成功させ、世界をよりよくしていこう!

<目次>
第1章 マーケティングの現状
第2章 新たなマーケティングのパラダイム――H2Hマーケティング
第3章 H2Hマインドセット――H2Hマーケティングの基盤
第4章 H2Hマネジメント――信用とブランドを重視する
第5章 H2Hプロセス――オペレーティブ・マーケティングを再考する
第6章 この難しい世界の中で

内容説明

本書には、多様な業界や組織のリーダーが、従来のマーケティングから、より人間的なビジネスにシフトするためのヒントとなる新しいマインドセット、概念、プロセスが事例とともに詰め込まれている。あらゆる組織が従来のマーケティングから脱却し、あらゆるステークホルダーに向けた価値提案を行うための、明敏で体系的な青図がここに。

目次

第1章 マーケティングの現状
第2章 新たなマーケティング・パラダイム―H2Hマーケティング
第3章 H2Hマインドセット―H2Hマーケティングの基盤
第4章 H2Hマネジメント―信用とブランドを重視する
第5章 H2Hプロセス―オペレーティブ・マーケティングを再考する
第6章 この難しい世界の中で

著者等紹介

コトラー,フィリップ[コトラー,フィリップ] [Kotler,Philip]
イリノイ州ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院インターナショナルマーケティングS.C.ジョンソン&サン名誉教授。マーケティングの権威の一人。シカゴ大学で修士号、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得(いずれも経済学)。ハーバード大学で数学、シカゴ大学で行動科学のポスドク研究に従事。主要な学術誌に100以上の論文を発表し、最優秀論文賞も多数受賞している。米国マーケティング協会(AMA)の「Distinguished Marketing Educator Award」の初回受賞者(1985年)であり、ヨーロッパのマーケティングコンサルタント・アンド・セールストレーナー協会による「マーケティング・エクセレンス賞」も受賞している。1975年、AMAの学術会員を対象に行った調査で「マーケティング思想のリーダー」に選出された。1978年にはマーケティングへの独創的な貢献を称えるAMAの「ポール・コンバース賞」を、1989年には、「チャールズ・クーリッジ・パーリン・アニュアル・ナショナル・マーケティング賞」を、1995年には、SMEI(Sales and Marketing Executives International)から「マーケティング・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞している

ファルチ,ヴァルデマール・A.[ファルチ,ヴァルデマールA.] [Pfoertsch,Waldemar]
ドイツのプフォルツハイム大学の国際ビジネス名誉教授。B2Bマーケティングや産業ブランド管理について教鞭を執る。マンハイム・ビジネススクール、上海の同済大学経済管理学院(SEM)、ハイルブロンのミュンヘン工科大学(TUM)の講師でもある。また、インド経営大学院コルカタ(IIMC)、スウェーデンの王立工科大学School of Industrial Engineering and Management(ITM)、ペルーのリマにあるESAN経営大学院でも教えている。2007年から2010年まで、中央国際工商学院上海校(CEIBS)でマーケティングの教授を務めた。その他、イリノイ大学シカゴ校のエグゼクティブMBAプログラムも担当している。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院の客員准教授、レイクフォレスト経営大学院の戦略的経営の講師も務め、メリーランド大学大学院ではオンライン講義を実施。ベルリン工科大学のリサーチアシスタントがキャリアの出発点である。米国、欧州、中国における経営コンサルタントとしての豊富な経験を持つ。UBM/Mercer Consulting Group、アーサー・アンダーセン、LEKコンサルティング在籍時、欧州、アジア、北米で企業の国際戦略の策定を支援してきた。それ以前は、シーメンス社(ドイツ/アメリカ)で営業・戦略担当、国連工業開発機関(UNIDO)(西アフリカ・シエラレオナ)で経済顧問を務めた経験もある。主な研究領域は、ハイテク企業のグローバル化とそのマーケティングおよびブランディングであり、最新の研究テーマは、企業によるヒューマン・トゥ・ヒューマン(H2H)マーケティングである

シュポンホルツ,ウーヴェ[シュポンホルツ,ウーヴェ] [Sponholz,Uwe]
ヴュルツブルク・シュヴァインフルト応用科学大学(FHWS)教授。専門はサービスエンジニアリング、イノベーションマネジメント、デザインシンキング、B2Bマーケティング、営業、および戦略的マネジメント。インドのバンガロールにあるキリスト大学を含め、海外の大学でも教鞭を執る。FHWSのビジネス・エンジニアリング学部長として、大学の国際化と革新的な教育方法の導入を戦略的に推進。現在は教鞭を執ることに加え、欧州でのMBAの学位プログラム管理や、2つの研究所(Creative CubeとVR Laboratory)の経営も担当している。ケルン大学Institute for Trade Researchで研究員を務めた後、同研究所に新設されたコンサルティング部門の部門長となる。その後、大手サービス事業者に対する戦略的アドバイスを専門とするパリの小規模コンサルティング会社Alliances Management Consultantsに移る。その後、シュヴァインフルトのFAGに入社し、グローバルサービスコンセプトの開発と実施に重要な役割を担った。長年にわたり、デザイン思考ワークショップやコンサルティングプロジェクトを通じ、多くの企業を支援してきた

鳥山正博[トリヤママサヒロ]
立命館大学ビジネススクール教授。1960年生まれ。国際基督教大学卒(BA1983)、ノースウエスタン大学ケロッグスクール修了(MBA1988)、東京工業大学後期博士課程修了(工学博士2009)。1983年から2011年まで株式会社野村総合研究所にて経営コンサルティングに従事。ケロッグスクール在学中にフィリップ・コトラーの薫陶を受ける。2019年度は母校ケロッグのCRTI(技術・イノベーション研究センター“センター長:モハン・ソーニー”)にて客員研究員

石丸由紀[イシマルユキ]
米国で小中高を過ごし、帰国後、東京大学法学部進学。卒業後、フリーランス会議通訳者兼翻訳家として独立。エンタテインメント、IT、金融、航空宇宙、SDGs等広範囲な分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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てってけてー

7
H2Hマーケティングは最新のモデルのこと。商品のクオリティや収益といった「販売視点」ではなく「信頼」「他者への奉仕」という人間の価値に視点を置くこと。相手を犠牲にして成果や利益を得る仕組み・売り込みといった非生産的なマーケティング活動をやめることが第一歩。以下3要素 デザイン思考:顧客に対し深い洞察をベースとした思考法 サービス・ドミナント・ロジック(S-DL):顧客との関係性を重要視しながら価値の共創を取り入れ、ネットワーク型の考えにシフト デジタライゼーション:紙の情報をデータ化するためのプロセス2023/12/04

mkt

4
H2Hマーケ:人間中心/構成①デザイン思考(ブランドフォーマティブデザイン、ブランドの人間化、顧客視点)②サービス·ドミナント·ロジック(ブランドの共創、オペラント資源としてのブランド、ネットワーク関係)③デジタライゼーション(カスタマーパス、ブランドコミュニティとfファクター、信用要素としてのブランド)/早期に頻繁に失敗する/人間中心のマインドセットを企業文化とする/信用とブランドを重視/5Aカスタマージャーニー:認知→訴求→調査→行動→推奨/売るな、役立て!/ 20220630読了 435P 29分

☆ツイテル☆

2
フライヤー2021/12/09

Hamutaro

1
一回通して読んでもなかなか入ってこない。デザイン思考、S-DL、デジタライゼーションの3本柱とした顧客、人間中心のマーケティング手法はある意味、商品中心のマーケティングが行き詰まった現在の資本主義、物だけが売れれば良い時代の行き詰まりを感じた。 それはIT革命によるものと、物が売れなくなった中、どう経済活動を動かしていくか、今後進んでいく方向のヒントになるのでは? この本自体は専門家ようなのか、自分の知識不足かわからないが、言いたいことは何となく理解できたかな。もう一回復習してみます。2021/11/27

Chisaka

0
これからはメーカーも何もかも、人と人との「サービス」による企業への信頼が重要という話。Simon SinekのThe Golden Circleとかにも通づる話。たしかにそうだな、と。2022/01/16

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