内容説明
大手お菓子メーカーで営業から経営企画部に異動になった中村リナは、各事業部が抱えるさまざまな問題にぶち当たる―競合に勝つために最も重要なこととは?市場というステージの攻略法を学べ!
目次
1 最年少のMVPガール、誕生
2 ゲーム理論とゲームツリー
3 ゼロサムゲームとプラスサムゲーム
4 負けている相手には合理的なブタになれ
5 同調圧力(コーディネーションゲーム)をうまく利用せよ
6 囚人のジレンマ
著者等紹介
小関尚紀[コセキナオキ]
1970年、大阪府生まれ。サラリーマン、作家。早稲田大学大学院(ビジネススクール)アジア太洋研究科国際経営学専攻修了。経営学修士。現在、都内大手企業に勤務しながら作家としての活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
66
大手お菓子メーカーで営業から経営企画部に異動になった中村リナは、各事業部が抱えるさまざまな問題にぶち当たる。競合に勝つための方法として、ゲーム理論を使って、攻略をしていく小説です。6つの物語で、ゲーム理論を基に解決していくので、入り口としても良いとは思います。ただゲーム理論としては、このような戦略がありますよという紹介レベルになっているので、もっと知りたい方には、内容が不足しています。物語としても、決して良いオチではありませんでした。ちょっと興味がある人にはオススメできる一冊でした。2016/03/26
のり
15
ビジネスの世界で使うゲーム理論を物語ベースに学べる作品。ゲーム理論の入口は戦略の考え方。私の中の戦略とはどうやって相手に勝つかを計画することが戦略と思っていたが、この本を読むことで違うことがわかる。戦略とはどこに力を入れて戦うかを分析し、不要な戦いを分析し避けることであることを学ぶことができた。牛丼の値下げ騒動では戦わなくていい所で戦いお互いに不利益な状況を生んでしまったのは戦略を間違えたことがわかる。私にはちょうど良い入門書として勉強になった本でした。2014/07/15
myaon
9
ゲーム理論を学びたくて、まずは一冊目。物語形式なのでサクサク読めたが、これじゃない感強め。交渉や意思決定を有利にすすめることができるのが“ゲーム理論”という要点は押さえることができたので、あと別の数冊で深掘りしていきたい。2021/02/25
kk
9
なんだかなぁ。これで「ゲーム理論」って言ってもなぁ。分かりやすいは分かりやすいってことなんだろーけど、なんだかなぁ。2019/06/13
kanki
8
物語形式で理解しやすい♪経営のことも少し知ることが出来た2020/09/11