角川文庫
英傑の日本史―新撰組・幕末編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 371p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041662175
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0195

内容説明

島国に生きる日本人は、常に「一国平和主義」という願望を持っている。これに起因する「問題の先送り」や「厳しい現実を直視しない」という民族的欠点は、国際社会において日本をしばしば不利な状況に陥れてきた。多くの人命と財産を失った挙げ句、最も損なかたちで行われた幕末の開国は、その典型である。大変革期の真っ只中、時代を動かした男たちはどのような決断をしていったのか?井沢元彦が、独自の視点で日本史を斬る。

目次

近藤勇
土方歳三
沖田総司
永倉新八
斎藤一
原田左之助
井上源三郎
山南敬助
伊東甲子太郎
藤堂平助〔ほか〕

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBS報道局に入社。在職中の80年に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビューを果たす。退社後、執筆活動に専念。独自の歴史観でテーマに斬り込む作品で人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むーちゃん

135
教科書的読み物。予習・復習に使える。簡潔にいろんな人物の特徴が、学べた。2017/03/26

gonta19

12
2008/1/5 ジュンク堂住吉シーア店にて購入 2011/5/31〜6/8 井沢さんの新シリーズ(といってもかなり前の出版だが)。英傑の日本史は個人に焦点をあてて、解説していくスタイル。新撰組、幕末に活躍した日本人、外国人を61人取り上げている。私の幕末は「龍馬がゆく」とともに始まったので、実はあまり新撰組については知らなかったが、名前だけは知っていた人の業績、人となりがわかってちょっと興味がわいてきた。次巻以降も楽しみなシリーズだ。2011/06/08

yamakujira

11
幕末に活躍した72人の人物を紹介する。ひとりずつ次々と続く各章はコラムのような短さで、軽く読める反面、どれもほんのさわりにしかならなくて物足りないけれど、そういう趣旨なんだろうから仕方がない。とても英傑とは呼べない人物もいるし、なんで登場しないのかと思う人物がいるのも、作者の裁量なのだから仕方がない。名前を知ってる人物の中の話には、言及が足りないと思うところもあれば、知らなかった事績を教えられたところもある。また、ファン・カッテンディーケという知らない名前に触れたのも収穫だった。 (★★★☆☆)2016/10/08

maito/まいと

10
ここしばらく続いている井沢日本史本。今回は幕末編、ここまで読んだ中で最大のボリュームでビックリした(笑)幕末~明治初期までに活躍した人を、日本人以外もかなりの数を紹介している。結構マニアックな人も取り上げているので、コレ読めば主要人物はほぼ全て網羅できたといっても過言ではないかも。ただ、あまりにも多くの人を取り上げている関係か、時系列や文量がバラバラなのが難点。ちょっとした辞書感覚で読むと吉。おそらく「逆説の日本史」シリーズはここらへん整理されているのだろうなあ。2013/07/08

yasu

9
幕末の複雑な人間関係やマクロとミクロの視点から捉えることができて勉強になった。佐賀藩や賢侯のことも、慶喜がなぜ恭順だったかも外国との関係もよくわかった。2015/01/27

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