角川文庫<br> 霊の発見

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角川文庫
霊の発見

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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041294406
  • NDC分類 147
  • Cコード C0195

内容説明

聖地、寺、鎮守の森。日本には、人の祈りや思いが篭った場所がたくさんある。合格祈願、商売繁盛、必勝祈願。崇り、ばちあたり、お祓い。目に見えないものに捧げる小さな祈りは、常に我々の身近にある。日本人は、長い時間をかけて霊的な力を感じてきた。時代が読めない、先行きが見えない、一種の社会的不安の中で、その感覚は際だっている。人は、畏れることをもう一度回復する時代にきている。宗教哲学者と作家が、霊性という謎に迫る。

目次

霊の世界を考える旅のはじめに
第1章 霊は実在するのか
第2章 霊視について
第3章 神霊との交信について
第4章 超能力について
第5章 怨霊と祟りについて
第6章 死後の世界について
第7章 神社と神道について
第8章 霊性の高みへ

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、『青春の門筑豊篇』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休筆して京都の龍谷大学に聴講生として通学。ニューヨークで刊行された英文版『TARIKI』が2001年度ブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に。同年、菊池寛賞を受賞

鎌田東二[カマタトウジ]
1951年徳島県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。宗教哲学、民俗学、比較文明学を専攻。文学博士。現在、京都大学こころの未来研究センター教授。神道ソングライター。NPO法人東京自由大学理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

4
幽霊とかオカルトよりももうちょっとカチッとした、霊性、精神性についての対談。とはいえ、そこは相手が鎌田東二なので、中身はなかなか濃いし、霊的感覚が満ちている。五木寛之が夜中に仁徳天皇陵に忍び込もうとしたエピソードは、なんてことない内容なのだが妙にハッとした。どうせこの二人でやるならもう少し危ういオカルトに足を突っ込んでもよかったんじゃないのって気がするけど、諸宗教や日本史に宿る霊性を掘り出そうとする好対談だった2012/02/28

さるぼぼキング

0
全体的に割と軽い印象の内容だったかな。 明治期以降の国家神道によって排除されてしまった神道のある種ドロドロとした負の側面と、各地の土俗の多種多様な祝祭儀礼と混成した神道を復活させるべきという点に納得。2012/05/23

メガネ

0
大学時代に講義を受けたことのある「神道ソングライター」の名前があったので買ってみた。ただそれだけの理由。(笑)200名ほどの学生たちの前で般若心境を唱えさせたあなたのこと、一生忘れません。(笑)2010/03/06

Jagrass03

0
相変わらず鎌田東二は妖しい。しかし対談の内容は興味深かった。2010/02/03

銀ちゃん

0
あまり読後に印象は残らなかったね〜2010/02/10

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