世界が土曜の夜の夢なら―ヤンキーと精神分析

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041101162
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「バリバリに目立つバッド・テイスト」の精神性に迫るヤンキー論の決定版。

日本人はなぜ、ヤンキーの放つ「バッド・センス」にかくも魅了されるのか? 日本文化に遍在するヤンキー・テイストを精神科医が分析、ヤンキー美学の真髄に迫る!

内容説明

やんちゃやってるけど、ガチで気合い入ってて、ハンパなく筋が通ってる。アゲと気合。現実志向。行動主義。母性。バッドセンス。日本に拡散するヤンキー・テイストを精神科医が読み解く。

目次

第1章 なぜ「ヤンキー」か
第2章 アゲと気合
第3章 シャレとマジのリアリズム
第4章 相田みつをとジャニヲタ
第5章 バッドテイストと白洲次郎
第6章 女性性と母なるアメリカ
第7章 ヤンキー先生と「逃げない夢」
第8章 「金八」問題とひきこもり支援
第9章 野郎どもは母性に帰る
第10章 土下座とポエム
第11章 特攻服と古事記

著者等紹介

斎藤環[サイトウタマキ]
1961年生まれ。岩手県出身。筑波大学医学研究科博士課程修了。医学博士。爽風会佐々木病院・診療部長。専門は思春期・青年期の精神病理学、「ひきこもり」問題の治療・支援ならびに啓蒙。漫画・映画・サブカルチャー全般に通じ、新書から本格的な文芸・美術評論まで幅広く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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