出版社内容情報
スーパーシティよりも、まずプロトタイプシティ!
「まず、手を動かす」が時代を制した。
産業の中心は「非連続的価値創造」にシフトした――。
現代は「プロトタイプ」、頭でっかちに計画を立てるよりも、手を動かして試作品を作る。
まずは手を動かす人や企業が勝利する時代となった。
そして、先進国か新興国かを問わず、プロトタイプ駆動によるイノベーションを次々と生み出す場、
「プロトタイプ・シティ」が誕生し、力を持つことになった。
その代表例が、近年、急速に一般からも注目を集めた中国の都市・深センである。
テンセントが「未来都市」を建設する計画を明らかにしたが、その場こそ、深センだ。
ではなぜ、深センは世界の耳目を集め続けるプロトタイプシティに変われたのか?
また、コロナを経て、シリコンバレー、深センの次にくるメガシティ、準メガシティは一体どこか? その条件は?
そして、日本からプロトタイプシティは生まれるのか?
我々一人ひとりは、プロトタイプシティ時代にどう対応すればいいのか?
深センイノベーションを知り尽くした識者・経営者が集結し、徹底開示する!
【目次】
まえがき (高須正和・高口康太)
第一章 プロトタイプシティの時代 (高須正和)
第二章 中国イノベーションと「安全な公園」 (澤田翔)
第三章 「ハードウェアの聖地」深センの秘密 (藤岡淳・高口康太)
第四章 次のプロトタイプシティ(伊藤亜聖・山形浩生・高口康太)
第五章 プロトタイプシティ時代の戦い方 (ナオミ・ウー・Goroman・高口康太)
あとがき(高須正和・高口康太)
主要参考文献一覧
内容説明
産業の中心は「非連続的価値創造」にシフトした―。現代は「プロトタイプ」、計画を立てるよりも先に手を動かして試作品を作る人や企業が勝利する時代となった。そして、プロトタイプ駆動によるイノベーションを次々と生み出す場「プロトタイプシティ」が誕生し、力を持った。その代表が中国の深〓である。深〓の成功理由から、個々人の新時代への対応方法まで、執筆陣が徹底開示する!
目次
第1章 プロトタイプシティの時代(インターネットが変えた新興国;「ユニコーン現象」が生んだプロトタイプ主導経済;イノベーションのグローバル化と日本のハマった落とし穴)
第2章 中国イノベーションと「安全な公園」(超高速ビジネスの作り方;アタリショックを避けるために;バックラッシュの時代)
第3章 「ハードウェアの聖地」深〓の秘密(深〓とはどんな街か?;深〓ができるまで;山賊たちのポストモダン;公権力とプロトタイプシティ;深[U6]{5733}の未来)
第4章 次のプロトタイプシティ(先進国と新興国、それぞれのデジタル化;プロトタイプシティ成立の条件)
第5章 プロトタイプシティ時代の戦い方(あなたの仕事はなんですか?―ナオミ・ウー;どうして今の自分になった?―GOROman;STEMとメイク、オープンソースが導いた現在―ナオミ;レガシー世界との戦い―ナオミ、GOROman;次のチャレンジは?―ナオミ、GOROman)
著者等紹介
高須正和[タカスマサカズ]
1974年生まれ。IoT開発ツールの開発・輸入販売を行っている株式会社スイッチサイエンスの事業開発担当。早稲田大学ビジネススクール非常勤講師
高口康太[タカグチコウタ]
1976年生まれ。中国経済、中国企業、在日中国人社会を主な取材対象とするジャーナリストで、千葉大学客員准教授、週刊ダイヤモンド特任アナリストを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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