震える教室

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041066706
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

少女たちが学園にまつわる謎と怪異を探る、青春ミステリ・ホラー歴史あるお嬢様学校、凰西学園に入学した真矢は、マイペースな花音と友達になる。ある日、「幽霊が出る」という噂のあるピアノ練習室で、二人は宙に浮かぶ血まみれの手を見てしまうのだが……。

近藤 史恵[コンドウ フミエ]
著・文・その他

内容説明

歴史ある女子校・凰西学園に入学した真矢は、怖がりの花音と友達になる。ひょんなことから、ふたりは「出る」と噂のピアノ練習室で、虚空から伸びる血まみれの白い手を目撃してしまう。その日を境に、ふたりが手をつなぐと、不思議なものが見えるようになった。保健室のベッドに横たわる首がないびしょ濡れの身体、少女の肩に止まる白いなにか、プールの底に沈むもの…。いったいなぜ、ここに出現するのか?少女たちが学園にまつわる謎と怪異を解き明かす、6篇の青春ミステリ・ホラー。

著者等紹介

近藤史恵[コンドウフミエ]
1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。93年、『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞して作家デビュー。以来、細やかな心理描写を軸にしたミステリ作品を発表しつづけている。2008年、『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

207
触れ合うと見えてしまう・・小説家を母に持つ女子高生・花音と友人・真矢の通う120年の歴史ある女子高が舞台の6話からなる連作短編集。120年の女子高ってだけで、何かありそうな雰囲気。しかも二人が触れなければ見えないって、ちょっと怖い。で、結局この校舎は残ったの?二人はこの先どうなるの?もう近藤作家、なんだかもやもやが残る読後感でした。2018/04/18

星落秋風五丈原

187
学校の怪談短編集ですね。同じ子ばかりが見えるので見えてしまう子ってことでしょうか。そのことがラストのおかーさんの不安につながっている。最初と最後の章のみ小説家の母親視点。2018/05/11

うどん

174
うーんイマイチでした。すみません。あっさりしすぎてて怖くないし…。ラストもなんだかモヤモヤ。2018/05/07

ダイ@2019.11.2~一時休止

168
連作短編集。学園もののホラー。捨てないでが一番良かった。エピローグのあの終わり方は・・・う~んモヤモヤする。2018/04/23

ナイスネイチャ

165
図書館本。歴史がある女子校に霊感の強い?主人公二人が様々な心霊現象を解き明かす連作短編ホラー。ゾッとするというより学校の会談話ぐらいの感じで軽く読めました。2018/07/24

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