長く高い壁 The Great Wall

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041048290
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ここは戦場か、それとも殺人現場か――。従軍作家が日本軍の闇に挑む。日中戦争中の万里の長城。探偵役を命じられた従軍作家が辿り着く驚愕の真相とは?
浅田作品初の戦場ミステリ。

1938年秋。流行探偵作家の小柳逸馬は、従軍作家として北京に派遣されていた。だが、突然の要請で、前線へ向かうこととなる。
検閲班長の川津中尉と共に、北京から半日がかりで辿り着いた先は、万里の長城、張飛嶺。
そこで待っていたのは、第一分隊10名が全員死亡という大事件だった。
なぜ、戦場に探偵作家が呼ばれたのか。10名は戦死ではないのか!? 
分隊内での軋轢、保身のための嘘、軍ならではの論理――。
従軍作家の目を通し、日中戦争の真実と闇が、いま、解き明かされる。
「戦争の大義」「軍人にとっての戦争」とは何かを真摯に捉え、胸に迫る人間ドラマ。

浅田 次郎[アサダ ジロウ]
著・文・その他

内容説明

1938年秋。流行探偵作家の小柳逸馬は、従軍作家として北京に派遣されていた。だが、突然の要請で前線へ向かうこととなる。検閲班長の川津中尉と共に、北京から半日がかりで辿り着いた先は、万里の長城、張飛嶺。そこで待っていたのは、第一分隊10名が全員死亡という大事件だった。なぜ、戦場に探偵作家が呼ばれたのか。10名は戦死ではないのか!?分隊内での軋轢、保身のための嘘、軍ならではの論理―。従軍作家の目を通し、日中戦争の真実と闇が、いま、解き明かされる。「戦争の大義」「軍人にとっての戦争」とは何かを真摯に捉え、胸に迫る人間ドラマ。

著者等紹介

浅田次郎[アサダジロウ]
1951年東京都生まれ。95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞、司馬遼太郎賞、08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、16年『帰郷』で大佛次郎賞など、数々の賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

214
浅田次郎は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。4月の1作目として期待して読んだのですが、日中戦争従軍探偵小説家ミステリという感じで、微妙な作品でした。日中戦争の大義も従軍作家の意義も微妙なので、しょうがないのかなぁ?2018/04/01

とん大西

119
…辛口で申し訳ないのですが、どうにも最後まで入り込めなかったという読後感です。日中戦争の真っ只中、統治下にある万里の長城で起きた守備隊10名の不可解な死亡。事件か事故か。戦場ミステリーとしてそそられる舞台設定ではありましたが、緊迫感があまり感じられず全体的に中途半端な印象を受けました。なんか、もったいない感じです。ん~辛口でスンマセン…。2019/04/28

初美マリン

105
万里の長城における日本軍10名の死者、ミステリーなのだろうが、背景に中国に於いて日本は何のために戦争を起こしたのかというのがあって、深い。日本の国民性として、敗北とか、負の要素を想定しない希望的観測、そうであってくれればよいと、いう指摘が印象に残る2018/10/03

やっちゃん

82
戦争文学かと思いきやまさかのミステリ。しかもワトソン付きの本格。さらに驚くのはつい最近の作品ということ。現地を知ってる作家が数十年前に書いた作品かと思う程リアル。なんでもありの戦時下ならではのラストでした。2023/02/10

とろとろ

77
旧軍を背景にした探偵小説なんて初めてのシチュエーションで面白い。従軍作家という職種もあるのか。軍属で佐官待遇というのも初めて知る。作家と検閲の関係もこんなふうだったのかと変に納得したりする。日本軍というのは、中国で戦争をしながら戦争の大義を探していたというのが、矮小な(戦争の)動機(体格も含め倭人=倭(ちいさい)人)だという話も神妙。ただ、殺人の発端の動機は曖昧。今ひとつ納得できなくて、また終わり方もなんだかすっきりしなくて…。う〜ん、話の勢いはものすごく感じるんだけれど、なんだか空回りしてしまった感じ。2018/05/20

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