目次
00 「ソーシャル社会」ということばはなぜ、日本では同義反復語ではないのか?
01 「ロマン主義」と「社会的」という二つのレイヤーで柳田國男を正しく読み解く方法
02 柳田國男はいかにして日本をソーシャル化しようとしたか(社会問題を自ら解決するためにはまず「自立」しなければいけないということ;SNS化する柳田民俗学―掲示板/データベース/公共空間;「社会科」は「ソーシャル」であるためのツールであった)
著者等紹介
大塚英志[オオツカエイジ]
1958年生まれ。筑波大学人文学類卒業。民俗学専攻。まんが原作者、批評家。国際日本文化研究センター教授。著書に『戦後まんがの表現空間』(法蔵館/第16回サントリー学芸賞)、『「捨て子」たちの民俗学』(角川選書/第5回角川財団学芸賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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