ＭＦ文庫Ｊ 精霊使いの剣舞（ブレイドダンス）〈１７〉魔王都市の女王

志瑞 祐【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2018/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 296p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040697406
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

大人気エレメンタル・ファンタジー、最終章突入の第17弾！教国の都<ゾハール>と融合した<戦略級軍用精霊（リヴァイアサン）>を撃破し、シェーラ・カーンを倒したカミトたち。だが、教国の第二王女サラディア・カーンは<魔王の墳墓>の伝説のある<赤死の砂漠（グル・ア・バル）>へと姿を消してしまう。消えた少女を追って、カミトたちは砂漠を往く船に乗り込むが、そこで待ち受けていたのは、１０００年前に滅びたはずの<魔王都市>だった――。「<魔王>の後継者よ。あなたが訪れるのを待っていました――」迫り来る<聖国>の騎士団。紅蓮の焔を纏う謎の少女精霊。そしてエストの見る奇妙な夢――。それは、遥かな時を越えて結ばれる、過去の因縁の始まりにすぎないのか――。大人気エレメンタル・ファンタジー、ついに最終章開幕の第17弾！

志瑞祐［シミズユウ］
著・文・その他

〆鯖　コハダ［シメサバ　コハダ］
イラスト

桜はんぺん［サクラハンペン］
企画・原案

内容説明

教国の都“ゾハール”と融合した“戦略級軍用精霊”を撃破し、シェーラ・カーンを倒したカミトたち。だが、教国の第二王女サラディア・カーンは“魔王の墳墓”の伝説のある“赤死の砂漠”へと姿を消してしまう。消えた王女を追って、カミトたちは砂漠を征く船に乗り込むが、そこで待ち受けていたのは、１０００年前に滅びたはずの“魔王都市”だった―。「“魔王”の後継者よ、あなたが訪れるのを待っていました―」迫り来る“聖国”の騎士団、紅蓮の焔を纏う少女精霊、そしてエストの見る奇妙な夢―。それは、遥かな時を越えて結ばれる、過去の因縁の始まりにすぎないのか―。大人気エレメンタル・ファンタジー、ついに最終章開幕の第１７弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サエズリ割津]

今巻は前巻に比べると大分面白かったです。名前だけはたびたび登場していた魔王「スライマン」にまつわる話がメインでスライマンがどのように魔王になり、それがカミトとどう関係してくるのかが判明し、物語の終幕の序章といった感じです。それから今回からイラストレーター変更があり〆鯖コハダ先生になりましたが、シリーズの完結までに2回絵師交代した作品とか他にあるんでしょうか？。あと3巻、つまり20巻で完結のようなので物語がどういった結末になるのかに期待します。

2018/06/02

[零崎夢織]

間が空きすぎて話忘れた。思い出しながら読んだせいか、いまいち話に入りきれなかった。

2018/03/20

[まつだ]

最終章。最強装備が邪魔だとはレンさんさすがやで。もうブレイドダンスが関係ないなぁ。もしかして意味あるのか。

2018/04/10

[ダイ]

今回は魔王都市にたどり着いたカミト達に様々な事が起きました。魔王スライマンの契約精霊だったイリスに彼の過去を教えられましたが、その後の戦闘で倒したルーリエの自爆に巻き込まれてしまうなど予断を許さない事態ですね。また、火の精霊王の少女体が登場したり、聖王が怪しい行動を起こしていた事が判明したり、幾つかの謎が明かされたりなど物語もどんどん終盤になってます。ただ、今回からイラストレーターさんがまた変更になりました。少しロリっぽいですが、可愛らしい絵ですね。物語も残り3巻で完結するみたいで最後まで楽しみたいです。

2018/02/27

[真白優樹]

魔王の墳墓へ向かった敵を追い砂漠へ乗り込む中、滅んだ筈の魔王都市に出会う今巻。―――泡沫の夢に語る、あの日の真実。魔王の過去、その魔王を唆した精霊王の名。最終章の名に相応しく、物語の根底の謎が紐解かれ始める今巻。泡沫の夢に浮かぶ都市で謎と戦火は交錯し、最悪の一手の先に封じられた禁忌が目を覚ます。迫るこの世界の危機、そして精霊王の思惑。全ての謎はまだ解かれぬ中、容赦なく始まる決戦。果たして、目覚めた禁忌が齎す混乱とは。混迷を極める戦場の中、カミト達は全てを解決できるのか。 次巻も須らく期待である。

2018/02/26