出版社内容情報
すべてに終止符を。用務員さん最後の冒険アルワラ族が引き起こした東サウランの内乱からおよそ二年。
国際会議の場に乗り込んだ蔵人はその後、勇者たちの興した国であるヤオヨロズで用務員として働くこととなった。
そして蔵人は誰に憚ることなく生きるために、すべてを精算するべく事実の審判に臨む。
一方で、蔵人を権力争いに利用せんとするアルバウムとヤオヨロズ国内の勢力、先の内乱でリサを亡くしたコースケの真実の探求、さらにはかつての教え子を案じて押しかけたタジマなどのせいで、蔵人の身辺は刃なき剣呑さを増していく。
混沌とする新興国ヤオヨロズを舞台に、支部蔵人という男の物語がここに完結する!
棚花 尋平[タナカ ジンペイ]
著・文・その他
巖本 英利[イワモト エイリ]
イラスト
内容説明
アルワラ族が引き起こした東サウランの内乱からおよそ二年。国際会議の場に乗り込んだ蔵人はその後、勇者たちの興した国であるヤオヨロズで用務員として働くこととなった。そして蔵人は誰憚ることなく生きるために、すべてを清算するべく事実の審判に臨む。一方で、蔵人を権力争いに利用せんとするアルバウムとヤオヨロズ国内の勢力、先の内乱でリサを亡くしたコースケの真実の探求、さらにはかつての教え子を案じて押しかけたタジマなどのせいで、蔵人の身辺は刃なき剣呑さを増していく。混沌とする新興国ヤオヨロズを舞台に、支部蔵人という男の物語がここに完結する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pincle
3
完結。読むのをやめようかと思っているうちに完結したので読み切った。色々回収してないところはあると思うがこの終わり方はいいと思う。全体的に「っ」が多くて気になるシリーズだったが雪白たちの使い方がうまかったと思う。2018/06/11
依音@いおん
3
この終わり方はなかなか良いですにゃー。2018/03/07
kuma606
2
全巻読みきった! 最終巻もほとんど戦闘はなく、ほどほどと終わったけど、一応今までのキャラを全部出しとこうか感は少し勿体無かったかな、と。 初めて巻末尾に作者のあとがきが書かれてて、このシリーズは出オチ感が否めないとあったけど、確かになぁとは思った。でも、ジーバあたりが出てきたところは序盤よりだいぶ盛り上がったと思う。そこから並みに乗れなかったのは残念だけど、ほどほどに楽しめたので良かったな、と。 著者の次回作も期待します!2020/09/27
天鈴
2
用務員さんの最終巻。なんというか、いろいろ説明足りないまま終わったというか……打ち切り? て気もしないでもないんですが……飽きたのか? まぁ、無事終わって安心はしました。相変わらずの主人公と周りの関係もはっきりしないままなし崩し的に終わてますし、これはこれでハッピーエンドなのかな? て感じはしました。2017/08/28
サバ缶
1
最後の二巻ほどの駆け足感というかダイジェスト感というか……。体育教師がどういう末路をたどったのか知りたいよ!2020/08/05