ＭＦ文庫Ｊ １４歳とイラストレーター〈３〉

むらさき ゆきや【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 262p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040693521
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

売れっ子ラノベイラストレーターの日常劇、早くも第３弾登場！「イラストレーターにとってラノベは、成功したらデカイが確率の低い仕事なんだよ」大手レーベルから依頼を受けたイラストレーターの京橋悠斗だったが、姉の京橋彩華が「その仕事、お姉ちゃんがすることになったから」と言いだす。友人の錦は、ブラコンの彩華が弟の仕事を横取りするなんて、と裏を疑う。知人の編集者が語る噂とは!? 美人イラストレーターのナスさんは友人から「ユウトが好きなの？」と問われ、おおいに狼狽えていた。悩める14歳の乃木乃ノ香は、悠斗への気持ちを自覚することに。絶好調の神絵師ハラミが作業ネット生配信に大挑戦！　脱げと煽られて着ている服を!? 希望と現実、そして欲望に振り回される、イラストレーターのガチな日常の第３弾！

むらさき　ゆきや［ムラサキ　ユキヤ］
著・文・その他

溝口　ケージ［ミゾグチ　ケージ］
イラスト/企画・原案

内容説明

「イラストレーターにとってラノベは、成功したらデカイが確率の低い仕事なんだよ」大手レーベルから依頼を受けたイラストレーターの京橋悠斗だったが、姉の京橋彩華が「その仕事、お姉ちゃんがすることになったから」と言いだす。友人の錦は、ブラコンの彩華が弟の仕事を横取りするなんて、と裏を疑う。知人の編集者が語る噂とは！？美人イラストレーターのナスさんは友人から「ユウトが好きなの？」と問われ、おおいに狼狽えていた。悩める１４歳の乃木乃ノ香は、悠斗への気持ちを自覚することに。絶好調の神絵師ハラミが作業ネット生配信に大挑戦！脱げと煽られて着ている服を！？希望と現実、そして欲望に振り回される、イラストレーターのガチな日常の第３弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スズ]

大人気ラノベ作家の新作の挿絵を担当する筈だった悠斗だが、唐突に人気イラストレーターである姉の彩華に仕事を横取りされそうに。どちらの絵が相応しいのか、悠斗と彩華はイラスト対決をする事になるが…。自分よりも圧倒的に見た者を魅了するイラストを描き上げる彩華に精神的に挫けそうになる悠斗ですが、ずっと側で彼を支え続け、悠斗のイラストが大好きだと屈託のない笑みを浮かべる乃ノ香がとても支えになっており、彼女の存在が悠斗のイラストを鮮やかに彩る一助となる姿が好きです。悠斗への好意を募らせる愛澄と乃ノ香の恋の行方も楽しみ。

2017/10/24

[かんけー]

表紙の女性はユウトのお姉さんの京橋彩華嬢ですね(^_^;)前巻ラストで「その仕事お姉ちゃんが～...」と言う爆弾を投下して？ユウトは「は？」と..なるよね～？拗らせ感MAX やん(笑)然し、ソコには裏の真理が存在してて。弟大好きブラコンお姉ちゃんwイラストの腕比べでは敵わないとユウト。それでも姉に少しでも追い付こうと切磋琢磨するユウトの姿勢にGJ! ハラミに「ユウトの事好きなの？」とふられ？慌てるナスさん(^^;まぁ、ハラミ以外の女性キャラはユウトにフラグっぽい描写だよね♪ナスさんの引っ越しのエピも→

2017/07/28

[よっち]

大手レーベルから依頼を受けた悠斗だったが、突然姉・彩華がその仕事を自分がやると宣言。その真意も分からないまま悠斗と彩華が対決することになった一方で、周囲の人間関係も少しずつ変化してゆく第三弾。傍若無人なブラコン姉来襲！という回に見せかけて、実は人間関係とか仕事まわりのこととか、絵を描く以外のことは悠斗はほんとに無頓着なんだなということが次第に明らかになって、絵師としては天性のものを持っていても、人間関係はこれからも苦労しそうだなと確信しました（苦笑）とりあえず目の前の爆弾処理をどう乗り切るのか次巻に期待。

2017/07/22

[わたー]

★★★★★3巻にして化けた。これまではJCを通い妻にさせてるイラストレーターの、まったりした日常を描いていく起伏に乏しい内容だった。しかし、越えるべき壁である人気イラストレーターの姉の襲来によって、いい意味で話が締まっていたように感じた。また、その陰で、家事手伝いとしてしかクリエイターたちと関わってこなかった乃ノ香が、自身の本当にやりたいことを自覚したりと、今後の展開に関係しそうな伏線もあってよかった。最後に盛大な自爆特攻をかましたナスさんの明日はどっちだ？と思いつつも、まずは夏コミ新刊を楽しみにしたい。

2017/07/23

[中性色]

園川一美。今回もイラストレーターに関する話が満載。またそれとは別にそれぞれのキャラとその関係性もしっかり生理されてきてる。格という面を考えると、確かにレーベル的に推してそうな作品にはそれなりの絵師が着くというのはよくある光景ではあるな。しかし相変わらず細かいＬINEでのネタが面白い

2018/06/29