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神さまのいる書店―冬を越えて咲く花

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784040682006
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「本と友達になれるなんて、とっても素敵なことだと思わない?」

第2回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉受賞。感動の書店ファンタジー、待望の続刊!
魂の宿る「まほろ本」を扱う、まほろば屋書店にやってきた新しい仲間。それは、“自傷”する本だった――。
まほろば屋書店でのアルバイトに夢中のヨミに、姉・エイコは「受験勉強、ちゃんとしてるんでしょうね?」と釘を刺す。そんなエイコに、ひょんなことから「まほろ本」の存在がバレてしまい――?

内容説明

魂の宿る「まほろ本」を扱う、まほろば屋書店にやってきた新しい仲間。それは、“自傷”する本だった―。2冊の「生きた本」を巡るドラマが重なり合う、前作を超える感涙必至の書店ファンタジー。

著者等紹介

三萩せんや[ミハギセンヤ]
1985年宮城県生まれ。東京農業大学卒業。2014年、「錠紋抜器ノ秘鍵使イ」(出版の際『一刀両断のアンバー・キス』に改題)で第七回GA文庫大賞“奨励賞”を、「Shall we ダンス部?」(出版の際『たま高社交ダンス部へようこそ』に改題)で第二〇回スニーカー大賞“特別賞”を受賞。自身初の一般エンタメ作品である「裏道通り三番地、幻想まほろば屋書店」で第二回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞“大賞”を受賞し、改題した『神さまのいる書店まほろばの夏』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

80
まほろば屋書店シリーズ2作目、前作よりこちらの方がいい、新たに来た自傷する少女の本との関わりと姉エイコが20年前に会ったおばあちゃんのまほろ本を探すヨミ、誰しもか実はかまわれたいと思っている、無視されるのが一番辛いそれは本でも人間でも動物でも同じ、アツムの事情やエイコとおばあちゃんの本との再会に思わず泣けました。本と人間の関係はお互い影響しあっている、今持っている本もこれから出会う本も大切にしないと。2016/07/29

ゆかーん

77
本にも魂が宿っているとしたら…。そんな素敵な想像ができるシリーズの2巻目。今回は自傷行為を繰り返す、まほろ本のお話。魂が宿るまほろ本たちの多くは、人間になりたいと願っているのに、この本は「人間になんかなりたくない」と言い続けています。どんどん壊れる本を必死に修理する主人公のヨミの姿を想像すると、私も彼女の傷を治してあげたい情動にかられます。彼女の自傷の理由は「本として愛されたい」気持ちがだれよりも強かったから…。そんな彼女の愛おしい姿に、自分の持っている本も一冊一冊大切にしてあげたいなと改めて思いました。2016/11/23

はな

46
2巻よりも面白くなっていました。ヨミの成長が感じられて夏休みの経験でググッと大人に近づいたような気がしました。サクヤとの間はなかなか進展せずでしたが、サクヤがちゃんと言いたいこと言えていたみたいで良かった。初々しさにきゅんとした。今回のまほろ本、めいとおばあちゃんの本。持ち主によってまほろ本にもさまざまな物語があるとわかった気がします。本を大切にしないといけないなと反省しつつ、山積みの私の本をどうやって整理しようかと悩みました。2016/08/23

ぽろん

43
わあ、とっても、素敵な話だった。挿入された花の一生の文章もステキ。ヨミの姉エイコとまほろ本まつさんとの再会には感激した。一巻より二巻の方が好きです。新しいまほろ本メイにも早く新しい花が咲くといいな。2016/10/02

coco夏ko10角

40
第2弾。前作よりじっくりまほろ本の物語に触れることができてより楽しめた。メイちゃんすごく可愛い。そしてマツさんのお話にじわり。続きあるかな。2016/11/05

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