ＭＦ文庫Ｊ Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活Ｅｘ〈２〉剣鬼恋歌

長月 達平【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 324p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040680095
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

今、明かされる――秘められし剣鬼と剣聖の恋物語！

剣鬼恋歌――それは今も詠われる剣鬼と剣聖の、男と女の、出会いと別れの、恋物語。親竜王国ルグニカを揺るがす、王国内戦『亜人戦争』。王国軍と亜人連合の激しい戦いに、国土は焼かれ、国民は疲弊し、人心は平和の訪れを渇望していた時代。英雄が戦火の中で生まれるならば『剣鬼』ヴィルヘルム・トリアスはまさにそれだ。一本の剣を携え、獣の如く戦場を暴れ回る少年剣士。己の剣の果てを渇望する彼の生き様は
やがて戦友や王国、そして一人の少女を巻き込んで、王国史に残る偉業を成し遂げる。大人気ＷＥＢ小説、激動と剣戟の外伝！　四十年の時を超え、今語られる剣鬼の戦い。

内容説明

剣鬼恋歌―それは今も詠われる剣鬼と剣聖の、男と女の、出会いと別れの、恋物語。親竜王国ルグニカを揺るがす、王国内戦『亜人戦争』。王国軍と亜人連合の激しい戦いに、国土は焼かれ、国民は疲弊し、人心は平和の訪れを渇望していた時代。英雄が戦火の中で生まれるならば『剣鬼』ヴィルヘルム・トリアスはまさにそれだ。一本の剣を携え、獣の如く戦場を暴れ回る少年剣士。己の剣の果てを渇望する彼の生き様はやがて戦友や王国、そして一人の少女を巻き込んで王国史に残る偉業を成し遂げる。大人気ＷＥＢ小説、激動と剣戟の外伝！四十年の時を超え、今語られる剣鬼の戦い。

著者等紹介

長月達平［ナガツキタッペイ］
１９８７年生まれ。小説投稿サイト「小説家になろう」にて、同タイトルの小説を投稿中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[θ(シータ)]

「答えろよ、テレシア……いや、『剣聖』テレシア・ヴァン・アストレア!!」鋼の美しさに魅力され剣であることを望んだ剣鬼、剣神に寵愛をうけながらも剣を握りたくない剣聖。そんな剣鬼と剣聖が奏でる、出会いと別れの、恋物語。本編でも描かれていた物語だったけど改めて読むと感慨深いものが溢れ出してくるね。孤高の少年が時を経て青年になり英雄となった少女を恋する少女に引き戻す。これはただ、それだけの物語なんだよ。ラストは待ち望んでいたあの場面。まさに題名にある《剣鬼恋歌》に相応しいものでした。星５つ【⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️】

2016/03/21

[雅]

ヴィルヘルムの過去は今からは想像できない位尖ってたんだね。そんな剣だけに生きてたヴィルヘルムと、心を通わせた『剣聖』テレシア。素敵だったなぁ。本編よりも好きかも

2020/11/01

[まりも]

Reゼロ外伝の第二弾。ヴィルヘルムが剣鬼と呼ばれるきっかけとなる内戦を描いた話。本編でも描かれていた"剣鬼恋歌"、ヴィルヘルムを主人公にしてより深く掘り下げたことで、非常に感慨深い物語になっていたと思います。戦場特有の血なまぐさ、血湧き肉躍る戦いの数々、戦友たちとのドラマやヴィルヘルムとテレシアの恋物語とどのシーンも読み応えがあって非常に満足。剣鬼と呼ばれ恐れられた少年と剣聖と呼ばれた普通の恋する少女の美しい恋を描いた素晴らしい作品でした。女ロズワールもお美しくて素敵やったね。本編も期待してます。

2016/08/17

[よっち]

親竜王国ルグニカを揺るがす王国内戦『亜人戦争』。今も詠われる剣鬼と剣聖の男と女の出会いと別れの激動と剣戟の外伝。剣に生きることしか知らなかった『剣鬼』ヴィルヘルム・トリアスが、花を愛する少女テレジアと出会った転機。一人で戦っていると思っていた彼がいつの間にか多くの人に支えられていたことに気づき、自らの行動をきっかけに突きつけられた悲劇と残酷な現実。過酷な戦場描写が多くを占めますが、一度は喪われかけた想いを諦めず、絶望的だった状況を覆して取り戻さんとするヴィルヘルムの行動が強く心に響いた素晴らしい物語でした

2015/12/22

[Yobata]

時はルグニカ王国内乱｢亜人戦争｣で、亜人達と激しい戦闘が繰り広げられる中、ヴィルヘルム・トリアスは獣の如く剣を振るい戦場を駆け巡る。一筋の剣に生き様を乗せるヴィルヘルムに1人の女が現れ…。剣鬼恋歌。ヴィルヘルム過去外伝。ヴィルヘルムが剣鬼として活躍した今回は亜人との内乱が激化してる世の中で、本編の死に戻りとは違う,戦場独特の血生臭さが続く外伝だったな。1人で剣に生きようとするヴィルヘルムは上官にも自論で噛み付く本当狂犬のように刺々しかったね。しかし戦場で庇われ,仲間の死を前に、さらには王都でも花の少女に→

2015/12/24