出版社内容情報
エリス不在の虚しさと共に、母・ゼニスを探すためローゼンバーグへと辿り着いたルーデウス。やるべき事をやるだけと単独でAランク依頼を受けようとするルーデウス。その心は予想外にエリスとの別れに蝕まれていた。
内容説明
エリスがいなくなってから数ヶ月。ルーデウスは虚無を感じながらも母であるゼニスを探すため、バシェラント公国、第二都市ローゼンバーグへと辿り着く。強い孤独感を胸にソロで活動しようとしていたルーデウスだったが、道中で知り合ったパーティにやや強引に誘われ、彼らと共に依頼をこなすことになる…。「不貞腐れてちゃいけない。やらなきゃいけない事をやるんだ」やっとのことで踏ん切りをつけたはずのエリスとの別れ。しかし、それは意外なところでルーデウスを蝕んでいて…!?人生やり直し型転生ファンタジー、完全書き下ろしの第七弾ここに登場!
著者等紹介
理不尽な孫の手[リフジンナマゴノテ]
「小説家になろう」の掲載作品に感化され、『無職転生~異世界行ったら本気だす』のWEB連載を開始。またたく間に読者の支持を集め、掲載から1年足らずで、同サイトの総合ランキング1位を獲得して話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
55
岡田斗司夫さんが絶讚していたアニメのその後が知りたくて。なろう系最大ヒットという触れ込みも納得の読み易さ&面白さ。異世界転生した事故死ニートな主人公が、赤ちゃんからやり直す物語。数々の冒険を経て、仲間とも離れ孤立した主人公が立ち直りかけるが・・・というところから。手懸かりの無い母を捜しながら冒険者としての名を上げていくルーデウス。チートではないから、小狡くも見える作戦で知己を増やす。あくまで腰は低め、自己評価は更に低く。転生前の自分を反面教師に、地道に努力していくルーディを蝕む病に苦笑。いや、笑えないか。2022/10/11
こも 零細企業営業
33
泥沼って二つ名はこの辺りからだったんだ。心傷の中でも北部で冒険者として活躍するもEDは治らず。 ホームページにも書きました。https://www.kashiwa1969.online/novel-mushokutensei-7-review/2020/07/17
白雪ちょこ
25
今回は、ドロドロした恋愛模様となったのが主流となっている気がした。 確かに、勘違いで男女がすれ違ってしまうというのはあるかもしれないが、ルーデヴスもここまで落ちてしまうと、少々心配になってしまう。 最近の男子達も、確かに精神的に弱い人が増えているから、昔の男気溢れる男の人達を見て勉強してほしい。 何よりも、サラちゃんが一番かわいそうすぎる。 やっぱり、前世の時のクズっぷりが出てしまったのかな??ちゃんと立ち直ってくれ、ルーデウス!!
まりも
23
シリーズ第七弾。ゼニスを探すために辿り着いた街ローゼンバーグでルディがソロの冒険者として活動する話。微妙。せっかくの書き下ろしなのに、ただの繋ぎ回でしかないとか勿体無いなぁ。ルーデウスがウジウジ後悔する描写は良かったけど、それ以外注目すべきところが無いのが残念ですね。ゲストキャラのサラたちの役割も微妙だったし、熱くなれるシーンが無かったのがなぁ。まぁすっきりしない感じで終わるのは今後の流れに必要ではあるので、次巻からはもう少し楽しい展開になってくれることを期待してます。2015/11/06
アウル
20
泥沼と呼ばれるようになり始めた頃のルーデウスの話。ルーデウスとサラの二人は出会うタイミングが早かったな、もう少し出会う時期が遅ければ。ファンタジーの世界の話筈なのに今回は男として何だかやるせない感じの内容になっているような。最後にルーデウスは気持を切り替えれたけども、サラの方は傷ついたまんまなので救いはあるんだろうか?サラがどうなったのかすごい気になるんんで巻末の書き下ろしに今後書いてくれないかな。2015/08/26