内容説明
数百年にわたり、世界最大の富と名誉を誇るケイヒル一族。一族には秘密があった。それは、約500年前に一族の始祖が生みだした薬―すなわち、飲んだ者を無敵の超人に変える危険な秘薬―の製法だった。そして現代。一族の若き当主エイミー・ケイヒルと弟のダンは、陰謀をたくらむ悪の手から、命がけで秘密を守っていた。しかしあるとき、アメリカ大統領の座を狙う男に、封印していたはずの秘薬の製法を盗まれてしまう。男は、秘薬を大量生産して家族や部下に投与する一方、エイミーとダンのもとへ暗殺者を送りこんできた。対抗するすべもなく、アイルランドの隠れ家に身を寄せた二人は、そこで、“もう一つの秘薬”の手がかりを発見する!
著者等紹介
ワトソン,ジュード[ワトソン,ジュード] [Watson,Jude]
スター・ウォーズのジュニア小説シリーズで名高い人気作家。2008年には、本名のジュディ・ブランデル名で書いた小説『ホワット・アイ・ソウ・アンド・ハウ・アイ・ライド』で、ナショナル・ブック・アワードの児童文学賞を受賞している。アメリカ・ニューヨークで、夫と娘とともに暮らす
小浜杳[コハマハルカ]
1973年横浜市生まれ。東京大学英語英米文学科卒。書籍の翻訳以外に、映画字幕翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ギマ
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これまでの経験があるから、考えすぎて身動きに支障を来すような状況、かわいそうだな。トルコとか、学生の頃教科書でみたワードが懐かしく、しかし具体的なところが思い出せないもどかしさ。2017/09/25
錫
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家計簿の解析が終わり、秘薬の解毒薬を求めて、トルコへ。 今の展開は悪くない。2017/07/29
雫石
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エイミーとダンを助ける為に続々と集まってきた仲間達。エイミーは家長だから自分が何とかしなきゃ、自分がみんなを守らなきゃっていう意識が強すぎて、半ば独り善がり的な感じになってて心配になる。もっと仲間を頼っても良いんだよ、って事を誰か教えてやってほしい……けどなかなか難しそう。仲間の言葉にももう少し耳を傾けてやってほしいところ。いっぱいいっぱいなのは伝わってくるんだけども。ところでこの巻で気になるのがエイプリル・メイの動向。今後エイミー達の仲間にならないかなー……とひっそり期待していたり。2016/01/10
anxi
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仕事2015/10/26
りんこ
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初読。2019/01/30