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出版社内容情報
くの一メイド、参上!
内容説明
人々が竜人の支配に怯える大陸で、圧倒的な剣技とシノビ特有の異能“忍法”で氷竜を倒したサビトは、運命共同体となった少女剣士メルと竜を狩る旅に出ていた。訪れた街ナトゥアで、メルはウェイトレス、サビトは兵士団として離ればなれで次の敵の情報収集をすることに。分かったのは、3年も竜の襲撃が絶え、兵士ですら緊張感を欠くこの街の異常さだった。メルが黒髪の同僚、シノと仲良くなる程には街に馴染み始めた頃、次の竜の手がかりとなりそうな“神隠し”の噂を耳にするが…?街を覆う偽の平和が破れるとき、ニンジャが立ち上がる!「いいじゃないですか、久し振りなんだから」人類反抗バトラブ活劇第2幕、サビトと会えないメルの不満爆発でラブも爆発!?
著者等紹介
伊達康[ダテヤスシ]
兵庫県出身。第八回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
44
運命共同体となったサビトとメルが訪れた街ナトゥアでサビトの幼馴染みのくノ一アトリと出会う…な話。アトリとの出会いも早ければ、アトリを籠絡するのも早かったですねw アトリが頭領を目指す理由がサビトと結婚する為っていうのは可愛かったけど、嫉妬したり甘えて見せたりとコロコロ表情の変わるメルがそれ以上に可愛すぎてヤバかったです。本当メルのヒロイン力ハンパないわ。メル、アトリで波乱が起きると思いきや、すんなり落ち着いた訳ですが今後3人はどうなるのか。次巻も楽しみです。2015/06/25
よっち
39
文字通り運命共同体となったサビトとメルが次の街ナトゥアを訪れ、ウェイトレスとなったメルがシノと呼ばれる先輩の少女と共に働き始める第二弾。謎めいた雰囲気を持つシノの正体は予想通りの人物でしたが、非情な雰囲気を漂わせていたのに純粋無垢なメルの影響を受けまくりで、いつの間にか彼女に懐柔されてましたね(苦笑)サビトにヤキモチ焼いたり甘えたり、幼馴染との関係をズルイとか思ってしまう優しい嫁のメルがとにかく可愛い。まさかの展開になりましたが、ややこしい関係ながら仲間も増えて道中楽しくなりそうです。次巻も楽しみですね。2015/06/24
Yobata
32
運命共同体となったメルとサビトは次の町ナトゥアへ。そこは3年も竜公の襲撃がない平和な町で、メルは兵士の職に就けずなんとウェイトレスに。シノと呼ばれる先輩の少女と共に働き始めるも、シノ,そして町の平和にはあふ秘密があり…。アトリ回。サビトの幼馴染のシノビで頭領の座を競い合ってたアトリの合流、意外と早かったなwシノビ一族としてサビト同様冷静沈着で容赦ない所もあるも、頭領を目指す理由は実はお兄ちゃんとして慕っていたサビトを手に入れる為と意外と健気で乙女な女の子。しかしメルと夫婦になってて…と波乱が起こるかと→2015/06/24
真白優樹
30
運命共同体となった後、次の街へと入る今巻。・・・嫁が本気で嫁してるってのは凄いな。こんなに純真ならあの忍者も陥落するわけだ・・・この関係をどう言うのかは非常に気になるが。今回も前回と同様面白く、独特なノリと掛け合い、そしてバトルが見どころとなっている・・・てかアトリが普通にいい子なのには驚いたな。この先サビトにデレることはあるのだろうか・・・簡単にはない気もするが。直接対決では二人の忍者が圧倒するが戦略では負ける・・・次回は未来を見る敵のようだし戦略面で苦戦しそうな予感。 次巻も楽しみである。2015/06/25
わたー
29
★★★★★今回も面白かった。前巻ラストで登場した、サビトの幼馴染みで妹分でライバルなアトリ回。個人的に貧乳くノ一を想像していたので、表紙のグラマラスな姉ちゃんだれだ?と思ったが、魅力的に描かれていたので問題なかった。シリアス一辺倒ではなく、コメディパートが今回もあり、よかった。好きなシーンは、アトリの色仕掛けに篭絡されるメルかな。どこの女騎士モノのエロゲだよと。ラストの展開も予想をいい意味で裏切る内容でよかった。まさかそう来るとは。次巻以降も楽しみなシリーズである。イラストも言うに及ばず素敵だった。2015/06/27