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出版社内容情報
異能バトル×ラブコメのハイブリッド現代ファンタジー第三弾!
内容説明
ラブコメな日々を求め異能バトルな日常から逃亡した若き天才陰陽師、阿頼耶識冥清。陰陽師や西洋魔術師などの各方面からの追っ手や関係者や事件と異能でバトりつつも、己の本能のままにラブコメに向かって爆走する彼の下に、次なる事件がやってくる。それは、冥清の友人である友崎友巳の真実に関係するもので…?「さよなら冥清ちゃん。僕の、大切な人…」―そうして彼らの運命は別たれる。異能バトル×ラブコメのハイブリッド現代ファンタジー第三弾!聖夜の奇蹟を武器に、悲劇の運命に立ち向かえ―!
著者等紹介
塀流通留[ヘイナガレトオル]
第10回MF文庫Jライトノベル新人賞にて優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アウル
20
安定している面白さ。1・2巻で隠されていた友巳の正体が明かされたけれども、やっぱりそうですよね。まあ、先に出ている2人のヒロインを食ってしまっているぐらいヒロインしてたのにはビックリでしたが。鬼姫さん、どうか頑張ってヒロインの座に就いてくださいと祈るぐらいしか出来ないねこれは。2015/07/01
晦夢
16
良くなってきてる。異能バトル×ラブコメの第3弾。ついに友崎友巳の正体に迫るエピソード。クリスマス、さらに冬なのに何故か水着も入れてくるというサービス精神。基本的に男装の女の子そんなに好きじゃないんだがトモは可愛い。いやめちゃくちゃ可愛い。口絵で盛大なネタバレと思ったけどむしろ公然の秘密みたいなとこあったかw鬼姫がシオンに八雲と比べてどこが負けてるか言われてるとこ好き。八雲の影が薄くなってるから、巻き返し回を期待したい。というかそろそろラブコメ全開の話があってもいいんじゃなかと思う。2015/07/06
水無月冬弥
12
塀流通留先生の #ラノベ 3巻にして、いよいよあの娘が動き出す!わけですが、なんですか、このヒロイン力! これまでのダブルヒロインをぶっちぎっているじゃないですか、イラストも数も質もインフレしていますし! 鬼姫さんの勝ち目が……ない……だと!2015/07/02
真白優樹
12
聖夜を舞台に友人の運命に立ち向かう今巻。・・・いい、とてもいい。ここまで心が燃えたのは久々である。王道を抑えつつも彼らの戦う理由の為に奔走する彼ら自身は輝いており、バトルも燃え上がりが素晴らしい。またこれまで友人として振る舞っていたヒロインの心の動きも心を揺さぶられ、大変魅力的となっている。・・・ここにきて更に進化を遂げてくるとは末恐ろしい限り。最後のシーンと相まってさらに続きを欲しくなる巻へと仕上がっている。・・・最近の新人賞出身者の中では一番の出世頭じゃないだろうか、作者さん。 次巻も楽しみである。2015/06/24
KUWAGATA
11
相変わらず文章力、構成力が高く、安心して読めます。ただ、物語としては少しばかり方向性が見えなくなってきたようにも。これは個人的な意見ですが、この作者は異能ものよりも、もう少し日常寄りの作品の方が、「旨み」を活かせるように思います。鬼姫も八雲も、せっかく魅力的なキャラクターなのに、異能バトル・シリアスパートの多かった今巻では、その魅力を活かしきれていなかったようで、そこが残念でした。他の方の感想にもありますが、次巻ももちろん読みますが、次作の方をより強く読んでみたいですね。伸びしろはあると思います。2015/06/27