とらわれない生き方 母として―「いいお母さん」プレッシャーのかわし方

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とらわれない生き方 母として―「いいお母さん」プレッシャーのかわし方

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784040676692
  • NDC分類 599
  • Cコード C0095

内容説明

波乱万丈な人生を歩んできたヤマザキマリが語りおろすシリーズ第2弾は、人間が人間をもうひとり増やすことへの喜び、苦しみ、葛藤と幸せについて。「いい母プレッシャー」なんてかわして、自分の人生を揺るぎなく生きていくことこそが、しなやかな精神性を持つ子に育つ極意。悩める日本の母たちに送る、元気と勇気が出る子育て経験論です。

目次

1章 「いいお母さん」なんかにとらわれなくていい(対談前半 ダメな母ほど子はしっかり育つ!?ヤマザキ親子の場合;基本のキは「幸せになる権利は誰にだってある」;母親である前に、自分自身をまず生きなきゃ ほか)
2章 唯一の教育モットーは「地球に愛される人になれ」(対談後半 ハワイ、イタリア、日本…と家族バラバラですけれど;行き先は世界!マリとデルスの親子旅;映画の贈り物、「デルス」の名に託した思い ほか)
3章 生きる喜びを培う「感動」の芽を与え続けて(苦労も失敗も衝突も「生きる力」の肥やしです;少子化問題と人間の本能と;リアルな経験よりヴァーチャル情報を求める人々 ほか)

著者等紹介

ヤマザキマリ[ヤマザキマリ]
1967年東京都生まれ。17歳の頃、絵画の勉強のためにイタリアに渡り、フィレンツェの美術学校で11年間油絵を学ぶ。その後、中東、ポルトガル、シカゴを経て現在イタリア在住。『テルマエ・ロマエ』(KADOKAWAエンターブレイン)で手塚治虫文化賞短編賞、マンガ大賞2010を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あん

78
『テルマエ・ロマエ』の作者、ヤマザキマリさんの子育て経験論です。イタリア、シリア、ポルトガル、シカゴで教育を受けた息子を通して見えた、世界の教育事情や子育てに関する価値観、自身の子育てを中心に、日本独自の「いい母プレッシャー」のかわし方や、世界に通用する子どもを育てる上で一番大切なことなどが書かれています。今の日本は、ネットに情報が溢れすぎなため、左右され悩むことが多いです(私を含めで)悩み深い日本のお母さんたちに、元気と勇気を与えてくれる子育てエッセイでした。2015/07/23

shoko

16
ヤマザキマリさんらしい一冊だった。母親になるには、子どもを育てる覚悟と、自分も幸せにする覚悟の二つの覚悟がいる、とのことで、その通りだなと思う。2023/02/05

ツキノ

14
『とらわれない生き方』第二弾。第一弾は読んでいないのだけれどサブタイトルに「いいお母さん」プレッシャーのかわし方とあるので、これは読むべし!と読んでみた。ヤマザキマリさんの漫画は大好きで、全作品ではないもののけっこう読んでいる。しかも同い年。以前ラジオやテレビに立て続けに出演されていたときの立て板に水というかもう滝といっていいような話し方が印象に残っている。語りおろしということで、ものすごーくパワーがある。真似するものではないけれど、とにかく元気の出る体験談。2015/06/29

spatz

13
国境のない生き方 で、彼女の人となりを知り、図書館にあったものをまた手に取る。だいたいもう彼女のいわんとすることはわかる。あ、これ西原恵理子さんの著書と同じこと言ってる、てこともよくある。母として相当苦難の道を歩みながら強く生きてきた人。よく学び自然に親しみ、よく感動する。各国に住んだからこその多様な視点。日本の子育て教育その他が奇異にうちるのも当たり前。デルス君が実際にでてくるのが楽しい、本当にいい子にそだったね。あなたの息子さんなら当然かな。2020/09/05

ジュースの素

9
若い頃からの生き方と、親の接し方でこういう人生になるのだろうなぁ。なかなか普通の日本の中では選べない。イタリアでは代々こうした破天荒?な暮らしだからそうなるだろうし。 ただ、日本の教育や暮らし方にもっと風穴を開けたいし、事実必要だろうなと感じた。2020/07/28

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