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内容説明
ウィンチェスター教官の遺志を継ぎ、レオンと僕たちは運命に抗う決意をした。教官が遺した文書には、僕とシャルロットが本当はもう死んでいたことや、この後すぐにレオンが歴史的な出来事―敵国ガルゼノン王国の女王亡命作戦に参加することが記されていた。僕たちは知っている、その女王がレオンの初恋の少女マリーであることを。この作戦が悲劇的な結末を迎えることを。僕たちは知っている、教官の時との違いを。レオンにはチェルシーもシャルロットも、それに僕だっていることを。一度は死んだはずのこの命に懸けて、僕は最高の仲間たちと未来を掴み取るために戦おう。だからレオン、この世界を諦めたりしないで―たとえ、僕がいなくなったとしても。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ギンレイ
3
【立ち止まっている暇はない】 運命に抗う異能ファンタジー。 けっこう良かった! これから起こることが書かれた《ウィンチェスター・レポート》を基に行動したけれどもレポートの未来と現在では状況が異なるため展開も違っていくというのが面白いですね。 敵のハズの人物が味方でその逆もあって何を信じれば良いのか分からないという緊張感がじわじわときます 評価は ★★★★★★★★☆☆ 8個星です!!2015/09/07
Hail2U
3
一巻より面白くなっている。運命を変えるためウィンチェスター文書を使い抗うも、運命の分岐点が変わってしまっていたため翻弄されてしまう主人公たち。最終的には運命を変えてマリー救出に成功するも、その代償は大きく爪痕が残ってしまいました。希望と絶望は紙一重ですね。クトゥルフらしく仲間が……。本を出して成長したようで、一巻のオズワルドの件のような「もったいない」書き方はありませんでした。シリアス強めらしく手堅く緊張感のあるいい文章です。7/10点 ケアレスミスはあるも個人的な誤差の範囲。更なる成長を期待します。2015/02/24
いばらき
2
うーむ好きなんだけど……結末がなぁ。未来がわかってても結局変えられないのがなぁ。主人公が二巻でもあんまり自発的に動いていなかった気がする。何もしないんじゃ運命は変えられないよな。や、行動はしてるんだけどもうちょい周りに相談したり策を練ったりして、大きく動いて欲しかったなぁ。2015/03/18
ちゅるふ
1
ヒロインは癒し系以外活躍しておりません。この際、オトーサンを呼んで、全てリセットしてもらいましょう。「オト-サーン」「泣いている…」2015/03/23
mayakun
1
なんだろう、展開としては熱いんだけれどキャラクターが……2015/03/05