内容説明
ターシャの絵本世界に旅をしましょう!世界初の本です。初期から中期へ、後期へ、“たぐい稀なターシャ”が現れてきます。ターシャ・テューダー絵本・挿絵作品年譜付き。
目次
初期―生きものといっしょTogetherness(1938~1953年23~38歳)(キャラコブックのターシャ;『パンプキン・ムーンシャイン』;『がちょうのアレキサンダー』 ほか)
中期―家族愛Love of Family(1954~1971年39~56歳)(『Aはアナベル』;『ターシャのかずのほん1はいち』;『ターシャの農場の12カ月』 ほか)
後期―地上の楽園Paradise on Earth(1972~2008年57~92歳)(『クリスマスのまえのばん』(1975年版)
『輝きの季節』
『喜びの泉』 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yukision
53
ガーデナーであり絵本画家でもあるターシャテューダーの、初期から晩年までの絵本が紹介されている。素朴でアメリカ的な鮮やかな色彩と、動物たちの生き生きしたかわいらしいしぐさに魅了された。2021/07/17
ぶんこ
43
ガーデナー、ライフスタイルが素晴らしい人としての認識だったのですが、絵本を1冊だけ読んでいたのを忘れていました。18世紀の暮らしが好きで実践していたターシャ。服もお人形も、灯りとしての蝋燭まで自作。そんな自然と一体となった生活から生まれた絵本の数々が年代ごとに紹介されています。処女作を出版した編集者とは生涯にわたる縁が結ばれます。絵本作家としては有名でもライフスタイルは知られていなかったが、写真家ブラウンが紹介したことでブレイク。私も魅了された1人です。労を惜しまず、季節の行事を楽しむ多才な方でした。2022/04/20
ochatomo
14
邦訳全作品を制作年順に紹介しており、とてもわかりやすい コールデコット賞オナーに2回選ばれた確かな腕 2014刊2019/10/21
読み人知らず
7
ターシャの作品紹介。こんなふうに作品が生まれていったんだなと思う2015/09/19
しのぶ
5
気付いたときにはマスコミに取り上げられるようになっていたターシャ・テューダー。なんかよく知らないけど、母に教えてあげたら読みたがるだろうか。と思って読んでみました。読んだらますます松屋銀座のターシャ・テューダー展に行ってみたくなりました。早く春にならないかな~。 http://www.timeout.jp/ja/tokyo/event/130592015/01/30