MF文庫J<br> モノノケミステリヰ

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MF文庫J
モノノケミステリヰ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040669946
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「めいたんていのお通りだ。ひざまずけ」さあさ、お立ち会いお立ち会い。御用とお急ぎでない方は、ゆっくりと見ておいで。東京都新宿区神楽坂七丁目に、とある探偵社がある。月岡春足、鉄輪弥人、そして南方うつひ。彼らが巷で噂の妖怪少年探偵團である。妙な、おかしな、理屈の通らない、不可解な現象に悩まされているそこのあなた!この探偵社に来ればたちまちのうちに解決と来たもんだお立ち会い!人気クリエイターてにをはが贈る妖怪探偵活劇!さあ奇天烈怪奇の幕開けよ!やんややんや!

著者等紹介

てにをは[テニオハ]
作家であり、作曲家。2013年アルバム『女学生探偵ロック』でメジャーデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シャル

6
元楽曲は触れていないのでこの本についてのみ。舞台は昭和おそらく中頃の東京。神楽坂にあるとある探偵社。そこは尋常ならざるモノノケの起こす事件を専門に扱う、少年少女の探偵団である。そんな彼らはそれぞれの依頼を追ううちに、東京の街に列車が降る事件へと巻き込まれていく。それぞれのメンバーの能力がユニークで、彼らのドタバタ劇や、列車の中で遭遇する幻影など騒々しくも面白い。特に春足の『能力を借りる』能力は絵的にも色々と見栄えも良くて好き。2017/03/31

博麗饅頭

6
面白そうだったから買って読んでたが、なにげにボカロ原作だった。 内容は怪奇事件専門の探偵団の三人が神楽坂で起こった化け物列車の事件に挑むもの。妖怪同士の妖力バトルかと思いきや、むしろコミカルな「化かし合い」のほうが近い感じ。妖怪の出し方や退治の仕方が伝承に乗っ取った形だったのも個人的には嬉しい。 ニコニコの原作動画の方も見てみたが、そっちも中々面白かった。ただ動画を見てからだとかなりのネタバレになる。 続きが出るなら買っても良いかなという出来栄え。2014/10/24

ギンレイ

5
【めいたんてい】 怪異系のライトなミステリ。 それなりかな。 ターゲット年齢を低めに設定しているのか、少年誌っぽい雰囲気がよく出ていると思います。 漫画みたいな感じで読めるかも。 【階奇(かいき)電鉄】で化物列車が出るとかそれ名前が悪いんじゃないのかと思ってしまうネーミングですw    評価は ★★★★★★★☆☆☆ 7個星です!!2015/01/16

Gin&Tonic

4
昭和レトロと銘打っているわりにはあまり時代感がなかった(なぜなのか)が、総括してなかなかにおもしろかった!妖怪レトロ風味の痛快なスラップスティック、といった印象。言葉遊びとキャラクター設定のセンスが秀逸だと思う。読後感は軽やかでスッキリ。次も出たら読みたい。2014/11/11

木冬

3
少年探偵団の妖怪絡みの事件解決。それぞれの能力を生かし、妖怪が引き起こす事件を解決する。花札に閉じ込めた妖怪の能力を使う春足。本から武具を取り出し高い身体能力で操る弥彦。影に住まわせるいずなを操るうつひ。それぞれの性格が魅力的であることはさることながら、それぞれの戦闘シーンも面白かった。キャラや設定紹介となる一巻目として必要な要素は十分あり、且つ内容もまとまっていて面白かったです。続きではそれぞれの過去や今に至る経緯などを掘り下げていくのだろうと思いますが、凄く楽しみ。2015/06/29

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