内容説明
タラは煉獄の6つある惑星の1つ、“グゼフロディー”の異変が気になった。そこに行けば悪魔の真意がわかるかもしれない―そう考えたタラは、仲間たちとともに、巨大アリが暮らすこの謎の惑星に向かうことにする。だがそこに、思いがけない人物が現われて…。強力なライバルの登場にとまどうタラ。強敵が恋の行く手に立ちはだかり、カルとロバンの対立も深まるなか、ついに恐れていた事態が発生する。悪魔が地球を攻撃しはじめたのだ!
著者等紹介
オドゥワン=マミコニアン,ソフィー[オドゥワン=マミコニアン,ソフィー] [Audouin‐Mamikonian,Sophie]
1961年、フランス南西部バスク地方サン=ジャン=ド=リュズ生まれ。アルメニア王朝時代の国王の直系子孫に当たる。2003年、折からのファンタジーブームを追い風に、フランスで『タラ・ダンカン』第一巻を刊行
山本知子[ヤマモトトモコ]
1958年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。フランス語翻訳家
加藤かおり[カトウカオリ]
1966年生まれ。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
konkon
8
悪魔との対決はこれでひと段落?下巻は話がテンポよく進んで楽しめました。全12巻の予定とのことで、最終巻(来年の8月?)を楽しみに待ちます。2014/10/04
みろ
5
あの人は今!的にこれまでに出てきたキャラが少しではあっても出てくるのがうれしい。特にエレアノラは、あっさり退場しすぎだったので、ぜひ思い残しないように活躍してもらいたい。前巻と同様にいいところでひく構成にはがゆくなりつつ、次を待ちます。ほんとに終わるのかな?2015/01/30
はなひら
2
毎回のきれいな表紙をみてこれはこの人なんだな、と思いながら読むのがたのしい。次で最終巻。どうなるのかな。2014/10/19
はるか
2
続きが気になるという気分でいつも読み終えるのですが、11巻でもそうでした。予定通りなら、次の巻でタラ・ダンカンシリーズは終わり。マジスターの正体も気になるし、タラとカルの関係もどうなるのか気になります。毎年夏が近づくたびにタラ・ダンカンの新刊出てないかなとそわそわするのですが、来年で終わりかと思うと寂しいです。2014/10/14
Tomo★
2
ついに、宇宙戦争勃発。黒い彗星は、どうなってしまうのだろう。話のスピードが、ちょっと飛ばし過ぎな感じ。次の12巻が最終巻なので、それに向けて、何とか話をまとめようとしているのかな?2014/09/18