- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > ＭＦ文庫Ｊ
内容説明
「ねぇ龍くん。今夜一緒に学校のプールに忍び込まない？」ある日の放課後、一年の八雲龍はクラスメイトの七海優希からそんな誘いを受ける。異能力者が集うこの神城学園は現在、史上最強と名高い生徒会長によって封鎖され、生徒は学園敷地内に軟禁されていた。自由を取り戻すには『決闘』で五人の支配者を倒すしかない。立ち向かう一部の生徒は勇者と呼ばれたが、『半径３ｍ以内に分身を出現できる』だけでおよそ戦闘に向かない龍は、その他大勢の観測者の一人だった。―しかしその日、龍が深夜の校舎で偶然一本の剣を手に入れたことで学園の勢力図は一変、龍は叛逆者として立ち上がる！聖剣と邪刀が切り拓く、壮大な学園バトルアクション、開幕！！
著者等紹介
岩波零［イワナミリョウ］
第５回ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞にて優秀賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アウル
19
バトルアクションはおまけでラブコメがメインですね。ラブコメの方は結構良かったのに戦闘シーンは露骨なコメディが入ってノリが軽くなりすぎているのでもう少しメリハリがあったらなと思った。イラストとラブコメ成分の為だけに次巻も買おうかな？2014/06/26
まりも
19
前作が好みだったので購入。MFらしい学園バトル＋ラブコメなんだけど微妙かな。ラブコメパートは非常に安定していて１巻の段階からこいつらイチャイチャしすぎやろと思うくらいの飛ばしようなのにバトルパートが微妙でラブコメとバトルのバランスが悪いように感じる。どうせなら普通に学園ラブコメでやった方が出来は良かったんじゃないかと思います。時間は多分買わない。この手のＭＦ作品はもうやめた方がいいんじゃないかなぁ。2014/06/26
晦夢
12
異能力者たちが通う学校が生徒会長によって封鎖される。龍はある剣を手に入れ学園から脱出するために支配者たちに戦いを挑む。MFらしいけどMFらしくないというか。真面目だけど真面目になりきれないというか。主人公の結構明け透けなエロさは割りと好きよ。ヒロインは可愛かったしいいんでないでしょうか。2014/06/29
しぇん
12
サブヒロインを不幸にしたくないから主人公に分身の特殊能力をお持たせました！というお話。作者はア……天才ですか。正直、ゴミ箱の作者じゃなければ買っていませんでしたが、結構楽しめました。ゴミ箱のお話に流行の脱出ゲームを混ぜてみましたという感じですかね。軽い話の様な重い話の様な、やっぱり軽い話かな？という妙なバランスに作者ならではの、ちょっとお馬鹿なキャラ達で出来上がってますね。皆殺しなど不穏なキーワードも出てきましたが、二巻もまぁ軽いノリでいくんだろうなと思ったり。2014/06/28
まるぼろ
9
15歳から18歳の間だけ異能が使える者が現れるようになった世界で国に管理された高校へ入学する事になった八雲龍だが、そこで生徒会主導による3年生の支配が始まり…という設定で始まる学園異能バトルラブコメです。戦闘パートの方は割としっかり書かれていて、八雲や他の能力者の特徴を良く描き出してるバトルになってて読んでて面白かったです。ラブコメ面の方は…、この先の展開や八雲の能力の設定次第でハーレム物と呼ぶか否か…とも思ったんですが、18歳を超えたら結局泥沼化になるんじゃ…とも思ったりｗ 何にせよ次巻にも期待です。2014/07/09
