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内容説明
東京聖塔―突如、東京都新宿区に現れた、攻略者の如何なる願いも叶えてくれる人知を超えた、まるでＲＰＧのような世界。多くの塔覇士たちが塔へと挑んだが、生存率わずか１０％、未だ制覇した者は誰もいない。今、塔の扉を潜る一人の少年がいた。千畳敷一護は、致死の奇病・石化病に冒され余命２年の妹、一衣を救うため、塔への挑戦を決めるが、その能力値は挑戦者の中で最弱クラス。さらに、どんなに強い装備を手にしても塔を制覇するには最低でも１０年の時を要するという。しかし、死へのタイムリミットが決まっている妹のため、とある最強のスキルを取得するのだが…？喪失の彼方、因果の理を捻じ曲げろ―高みを目指す、ネイキッドソードアクション！
著者等紹介
雨野智晴［アメノチハレ］
株式会社エデンズノーツ所属（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるぼろ
20
余命2年の妹を救う為、新宿に出現し最初に制覇した者には如何なる願いも叶えると約束された東京聖塔と呼ばれる塔へ挑む事にした千畳敷一護だが…というお話。色々とどう考えても既知の作品のパロディとしか思えないキャラが色々と出てきますが、そこで白けずに要られれれば結構面白い内容でスラスラと読むことが出来ました…ｗ 葉桜先輩も立ち位置がどう見てもア○ナさんですが、まあそんな所も許容出来ればなかなかいいヒロインなのではなかろうかと…ｗ 一護の持つユニークスキル｢高速剣｣もチートながらこれからどうなるか次巻も期待です。2014/09/01
王蠱
17
ま た 脱 ぎ や が っ た。踏破すれば願いの叶うという塔、切なる願いの為そこに挑むのは最弱にして最強の少年。概略的には「自由参加のSAO」みたいなノリでオリジナリティははっきり言って弱く、内容そのものもシステム説明など含めテンポがちょっと悪い。だがそれを充分補える魅力を主人公に感じるのも事実。素直と言うかストレートと言うか、とにかくまっすぐな主人公というのは危うくもやはり好感が持てる。全体的に「神スマホ」と人間関係など類似箇所が多いな、と思ったがあちらは打ち切りなのか・・・？好きな作品だっただけに残念2014/06/01
ケンケン
16
ゲームじゃなくて、SAOみたいで、アクセルワールドみたいなスキルで、ドルアーガみたいなモンスターが出てきて、どこかで読んだ＆プレイしたみたいな設定だったけど・・・何故か笑えたｗ 作者は意図的にパロったなｗ 全裸になったら最強って、それで憧れの美少女な先輩と二人っきりでパーティー組むとはいろいろ危ないｗ 勃起してなければ変態じゃないんですにはワロタ。 妹の石化病と東京聖塔は因果関係ありそう、アスラクラインみたいな非在化（だったけ？）と同じ設定だったりして・・・。2014/05/26
shin
15
石化病という奇病にかかった妹を救うため、一護が踏破すれば何でも願いが叶うという東京聖塔に挑むお話。個性的な装備やダサさの相場が天井知らずだったりに笑えて、死と隣り合わせな面も重くなく楽しめた。一護はまっすぐで、高速剣という極端な性能のスキルでの一点突破も相まって気持ちよく読めて、ダンボール剣士イチゴの正体を確かめようとする葉桜先輩と一護の掛け合いは微笑ましかった。本当に超えてはまずい限界を超えるってまさかと思いつつ迎えた山場で一護の全てが解除されたパージにもっていかれ、その潔さが印象に残るお話でした。2014/06/06
524
14
☆8 【予測可能回避不可能】妹を救うために魔物が巣食う塔へ挑む主人公のファンタジーコメディ。あらすじにあるように脱ぎます。もろちん、いやもちろん主人公が。「ある日、神様がスマホにおわしまして（☆10）」と同じパターンだが枷を外す名目上、変態性は若干薄れる。また「詠う少女の創楽譜（☆10+）」のような豊富なキャラによる掛け合いシーンも少ないので、面白いのだが物足りない。もっとキャラを増やして掛け合いが多くなればさらに面白くなるはず。【お気に入りキャラ：祇王寺葉桜】2014/05/24
