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出版社内容情報
マキトたちの前に現れた仮面の男の正体は、死んだはずのオリヴィアの兄ヴィクトールだった。その出現に戸惑いながも彼の真意を問いただす傍らに、ククルと同じ容姿をした赤毛の少女の姿があり――
内容説明
ラニとの“こづくり”で窮地を乗り切ったマキトの前に立ちはだかる仮面の男―その正体は、オリヴィアの死んだはずの兄ヴィクトールだった。「北の地でこの世界のあるべき姿を知った」と語る“亡霊”の出現に戸惑うマキトたち。さらに追い討ちをかけるように現れた、謎の少女リアンノン。ククルと同じ顔をした“審判の獣”を自称する赤毛の少女は、気を失ったククルを小脇に抱えヴィクトールと共に戦場を去っていった。世界の真実に辿り着くために、そして、連れ去られたククルを取り戻すために、全ての謎が秘められた北の地へと向かうマキトたち。そこで彼らを待ち受けるものとは―!?王道クレイドル・ファンタジー、世界の命運を握りしめる第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1_k
2
もうちょっと引っ張るかと思ったが、完結。結構大それた背景設定が出てきても、何となく予想の範囲内に収まってしっくり来るあたり、さすがのMF品質。もう一巻くらい掛けても良かった気もするが、手堅い幕引きでした。2014/02/24
ただの猫好き
0
無表情系甘える子猫なクルルに羞恥心が芽生える最終巻。最終巻らしく全員一丸となって戦う姿はもえるものでありますが、戦闘描写のはげしさがもう少しほしかったかも?邪推かもしれませんが、続刊が出せたけど3巻終盤か4巻執筆時に打ち切りか何かいわれたのかなって内容ですかね。一部キャラや新しく紹介されていた国がおざなりですし。2017/04/16
石束鳳碩
0
やっぱり終わりましたか…。ラニちゃんは髪の毛で目線隠してた方が良かったのに横分けしちゃってて非常に残念でした。最後なので基本駆け足で明かされてなかった設定解説をしつつ普通に終了といったところです。駆け足なまとめは仕方ないのですが、所々謎を増やして投げっぱなしのまま完結させるのはどうかと思いますね。主人公よりもライバルキャラの方が断然良いキャラだった…そんな作品でした。2014/03/28
ラノベ大好き
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ククルちゃんが恥じらいを覚えてかわええええ!よっしゃ!これからだ!ってなったところで終わってしまったΣ(゚Д゚;マジですか・・・?帰ったらもっとイチャイチャしようね的なこと言ってあったけど、肝心のイチャイチャ描写は!?この作品結構好きだったからもうちょっと続いて欲しかったな。まあ恥じらうククルちゃんが見られただけでもよしとするか。2014/03/07