内容説明
吉方位旅行でパワー充填、夢の中で示唆を得る。気学の知識も活かして毎日ハッピー！…のはずが、いつのまにか般若顔のイルカ、家を彷徨う見知らぬ男、不吉な留守番電話など怪しいモノに囲まれる。そんな毎日を『幽』怪談実話コンテスト大賞を受賞した気鋭の新人・オペラ沢かおりが培った経験と直感で斬新に解釈。クスッと笑えて、不思議と腑に落ちる、新感覚エッセイ。
目次
奇妙なできごと（ねずみ男；わんぱくフリッパー ほか）
怪しい人たち（牛丼；五黄殺の飲み会 ほか）
変な場所（あんみつ屋；墓地に建つ家 ほか）
不思議な夢（路傍の石；インディアン人形 ほか）
著者等紹介
オペラ沢かおり［オペラサワカオリ］
東京都生まれ。大学卒業後、フリーランスのライターとして風水をはじめとする占い実用本からタレント本、行動経済学、脳科学の本まで、ジャンルを問わず幅広く手がける。幼少時より「運」に興味を持ち、気学や風水などの運命学を独学で学ぶ。２０１２年、オペラ沢かおり名義で執筆した不動産にまつわる怪談「痕跡」で第４回『幽』怪談実話コンテスト大賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
29
和む表紙に癒されて借りてみました。開運を注ぎすぎて、不思議なパワーにも遭遇 けっか怪運マニアになっちゃった という著者のエッセイ。私は霊感が全くないのでほんと～！？って思うほど、見えない人や奇怪な出来事に出会ってる。パワースポットにアクティブに動いてるお陰なのかな。運は上がってるって うーん よく分からなかった。とにかくオペラ沢さんの怪運すごすぎ！！中のイラストもシュール。2017/09/19
arisaka
6
趣味で気学を嗜んでいる著者による日常不思議エッセイ。まさに正しいSF（少し不思議）で、日常からほんの数センチ浮いてるような、不思議な浮遊感覚が病み付きになりそう。2014/03/11
ashramarhsa
5
出だしは「イケてないねずみ男」や「威嚇するイルカ」「敵意むき出しのココちゃんとぬか漬け」など、なんとなく面白くない話が続いて読むのが辛くなっていたが、後半はどんどん気味の悪い話が続いて読了後は後味が悪かった。2014/04/27
キャラメルベイベー@道北民
4
【図書館】いろんなスポットにでかけるも、余分なものまでついてきたり、大変だなぁ。2014/05/05
Doris
2
趣味は開運。御利益たっぷりエッセイ、というから、作者の試した様々な開運方が書いてあるに違いない。あやかりたいと思って手にしたが、そういったことはほとんどなかった。では、実話系かと思えば、それほどのインパクトもなくて。うーん。すごく中途半端な読後感。2014/05/05
