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内容説明
アンティークハンターの圭は姉の明からアイリスという少女の保護を頼まれる。スパイとして“博物館”に潜入していたが露見して追われる身だというアイリスは明から「圭に妹として可愛がってもらいなさい」と吹き込まれていたらしく、圭に密着してくる。圭は契約する銃のアンティークのヴィクトリアとの間に挟まれ、また悩みの種が増えたと嘆息する。同じころ、燈子は“博物館”との交渉の席で自らの命を対価とする取引に臨んでいた。その取引条件が「アイリスの引渡し」と知った圭は―!?絢爛・猥雑入り乱れる街を疾走する魔法×銃のファイア・アクション第二弾!!
著者等紹介
北元あきの[キタモトアキノ]
兵庫県明石市生まれのサラリーマン作家。第5回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
八岐
4
MF文庫のみならず、ラノベレーベル全体を見渡してもこれほど濃厚なノワール小説は極めて稀と言っていい。さらに、そんな裏社会の幹部でありながら、愛という名の欲望に殉じて、鉄血の絆に命も魂も捧げ切るヒロインたちの熱き事カッコイイことこの上なし。滾る!! もう惚れた、燈子にはベタボレだよ。自分、こういう本気でお互いの為に平気で死ねる、自分と相手の命の価値が軽くて重くてイカレてる関係って、大好物なのですよ。それが、裏切りと欲望にまみれた裏社会モノなら、尚更に。今回の燈子の数々の啖呵には、マジ痺れた!2014/12/16
水無月冬弥
3
北元あきの先生(@LANDMARKS_04)の #ラノベ やったぜ、2巻がでたぜ!(歓喜) あいかわらずのシリアスで絶望的な展開&バトルで俺得な話でした。特に燈子が輝いていますね、幼馴染クーデレでヤンでいるなんて、とてもご褒美です。3巻も早く読みたいですね! 2014/12/10
しぇん
3
前巻から一年以上空いた為内容大分忘れてしまっていました。マフィアの抗争物もような物語の為、容赦なく人死んでいきますね。報復合戦みたいな事やってたりスパイの家族は皆殺しだ!みたいなノリは少し怖いです。そして、物語の最後の今回の黒幕達の会話も物騒すぎでした。物語思い切り続いているんですが、完結巻ちゃんとでるんですよね?あと、面白かったのですが主人公、微妙に役立たずのような……。啖呵きって出て行ってあっさり負けすぎ……。2014/11/29
コリ
2
この良い意味でラノベっぽくない空気がたまらなく好き。他の作品ではなかなか味わえない泥臭さと絶望感が個人的にツボだったり。今度は期間を空けず次が読みたい。2015/01/03
こま犬
1
オカシな妹追加。2015/10/25