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内容説明
「地球唯一の男」―男が死滅してしまった、今から千年後の世界。スナイパーからの襲撃事件を解決し、「当代の鬼龍」を退けたアサト。彼の元に、冷凍保存されていた幼なじみアサカが現れる。マイカ達も引き連れ、許可が下りたアサトは、この時代に来て初めて街へと出かけることに。そこで行き着いたのは、千年前と変わらない、当時の同僚・天道小鉄の神社だった。郷愁の想いに駆られるアサト、その彼の前に新たな「男」が姿を現し…?本当の「漢」とは何か、「雄」であるが故の闘いとは何か、「男」の真価が試される―!絶頂を喚び醒ますエンターテイメント第四劇!
著者等紹介
鏡銀鉢[カガミギンパチ]
第8回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリ
4
熱い「男」の物語、完結。個人的にはかなり気に入っていたので終わってしまうのがちょっと残念。多少の駆け足感はあったものの最後まで楽しく読めた。相変わらずアサトの無双っぷりは安心通り越して笑ってしまう。だがそれ以上に最後のアサトの待遇に笑ってしまった。法としてハーレムがアリとか(笑)まぁアサトなら色々納得出来るけれど。2013/11/30
みどり
2
始まり自体がおかしな話だったからまぁ、ねぇ。2018/09/10
尚侍
2
面白かった。最後の最後まで力任せの内容で、設定もへったくれもなく強引にねじ伏せるような展開が続いたけど、ここまで徹底してやってくれれば爽快感を覚えるし、なんだかんだ言いつつ主人公の姿勢が最後までぶれなかったこともあって、見事に最後まで走り抜けられたのではないかと思う。とにかく作者の気持ちが強く伝わってくる作品で、自分はこういう熱いものが書きたいのだという情熱がひしひしと感じられたので、その意味でも心地いい作品だった。荒削りだったけど最後まで楽しく読むことができました。おつかれさまでした。2013/12/01
Dobject
1
打ち切りっぽい最終巻。前巻まではシュワルツェネッガーが主演しているバリバリのマチズモ的なハリウッド・アクション映画+ハーレム系ラノベとして笑いながら読めたのだが、今巻では安易かつ愚かな政治や女性へのディスが多すぎて萎えた。インフレする主人公の強さを表現出来ないから敵対する人間を下げたり、敵キャラを30人以上だしたりするのははっきりいって才能がない。また主人公が窮地に陥った際に、奮起するシーンの描写が更に酷い。2013/11/30
しんふく
1
最終巻。コールドスリープから目覚めた後、初の外出許可が降りたアサト。千年の時が経ち、変わり果てた・変わらぬ思い出の場所を巡り思いにふける中、アサトを危険視する上層部やアサト抹殺のために動き出した敵陣、そしてベールを脱いだもう一人の男と戦いなど、駆け足感はありましたが最後まで楽しめました。2013/11/29