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出版社内容情報
「――お願いします。最後まで、一緒に」対ディケンズの作戦としてエミリが提案したのはアイリスと龍斗がデートすることだった。囮のための作戦ということを忘れ、デートを楽しむ二人だったが、最強の魔女――魔姫ヴィオラが召喚されてしまい……!?
弥生志郎[ヤヨイシロウ]
著・文・その他
基井あゆむ[モトイアユム]
イラスト
内容説明
『孤高の英雄譚』を付け狙う契約者を燻り出すため、囮として龍斗とアイリスは初デートをすることに。しかし妙に気負い立つアイリスは、映画館で居眠りしてしまったりと空回りばかり。そんな中、龍斗達の前に契約者を束ねるディケンズ本人が現れる。桜ヶ丘の街全体を人質に龍斗達を脅迫するディケンズ。だがディケンズの真の狙いは桜ヶ丘図書館の“古典”を奪取することであった。そして“古典”から呼び出された魔姫ヴィオラ・ノヴァーリスは、『孤高の英雄譚』の世界のアイリスの仇敵で―!?ヒロイック・バトルアクション第三弾!それは、もう一つの少女の物語。
著者等紹介
弥生志郎[ヤヨイシロウ]
第八回MF文庫Jライトノベル新人賞、佳作受賞。島根県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
凍矢
5
あっという間に読み終えました。さらりとした文章ですが、ヒロインの少女との別れは駆け足気でした。うーん、ラストを予想できてしまったのが、少々、残念です。よくある王道な終わり方です。2014/05/21
ノリヤマダ
5
【少女騎士の現代伝奇、ここに完結】「アイリスの宿敵でもある魔姫ヴィオラが召喚、絶望的な状況でもアイリス一緒に戦おうとする龍斗、そして・・・」ベタではあるが駆け抜けるような勢いの王道展開、これまでの〈幻想戯曲〉に関する伏線も全て回収、読了後もすっきりするぐらいの感動のラスト、とどれを取っても大満足でした。ヒロインとしてはメインのアイリスがお気に入りだけど、サブヒロインのエミリ、由紀も挿絵付きで見せ場があって輝いていたのは嬉しかった。2013/12/04
もみち
4
【図書館】やっとヒロイン・アイリスの巻。無謀主人公はマイナス点だけど、ヴィオラとアイリスの幻想戯書的関係、一方的にやられたり、チートみたいなズルとかだましうちとかじゃなく、ヴィオラとアイリス(と龍斗)の一騎打ちなのが真面目な感じでよかった。アイリスとの再会もできてよかったと思います(普通に思い出エンドだと思ってた)。2016/07/16
水無月冬弥
3
弥生志郎先生(@yayoishiro)の #ラノベ。堂々完結、サブヒロインも輝いたけど、結果をみると、圧倒的なヒロインの勝利だった気が。しかし、こんなラストとは、ちょっとご都合主義だけど、だが、それがいい! 2013/12/03
からから
1
二巻読んだ時はダメかなーと思ったけど、なかなかいい着地をしたんじゃないかな? デビュー作らしいし、今回ダメな感じだったところをうまいとこ改善して欲しいところ2014/10/17