MF文庫J<br> なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?〈7〉禍の使徒

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MF文庫J
なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?〈7〉禍の使徒

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040657998
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

真の世界への「本当の戦い」が始まる――ファンタジー超大作、第7弾!

内容説明

大始祖の陰謀により四種族が封印され、五種族大戦は人類の勝利という予想もしない形で終戦を迎えた。シドから大始祖の企みを聞いていたカイは、ジャンヌと花琳に戦いの継続を直訴するが、人類の平穏という悲願を達成した彼女たちの反応は薄かった。カイは新たなコードホルダーを手に、一人、リンネの復活と仲間たちの解放を目指し、大始祖への抗戦を決意する。その頃、石化していたために墓所への封印を免れた四英雄の一人アルフレイヤをバルムンクが発見したとの報がもたらされ―世界から忘れられた少年の「世界に拒絶された少女」を救う戦いが始まる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

33
五種族大戦は大始祖の陰謀により四種族が封印され、人類の勝利という形で終戦。しかし、石化で墓所への封印を免れた四英雄の一人アルフレイヤをバルムンクが発見したとの報がもたらされ、事態が急転する第七弾。一見人類に都合のいい結末に危機感を覚えるカイと、反応が薄い周囲とのギャップという状況でしたけど、そうそううまくいく訳もなくて、アルフレイヤたちと協力しながら謎の極楽鳥の存在を追い、大始祖の謎に迫ることで改めてアスラソラカやシドの存在がクローズアップされてきましたね。ここからどういった展開になるのか続巻に期待です。2019/10/07

レリナ

28
世界輪廻を引き起こした元凶。大始祖の企みを暴き、カイ達は本当の勝利を手にすることができるのだろうか。今回黒幕中の黒幕の存在が明るみに出て、いよいよ最終決戦へ向けて話が動き始めている気がする。アルフレイアの復活があり、極楽鳥との決戦では共闘、倒すことに成功する。封印された四種族を解放して、大始祖を倒す算段をカイ達は立てられるのか。アスラソラカの正体が明らかになった今、今後は二人のシドを含めた乱戦になりそうな予感。果たしてこの戦いの末に生み出されるものは何なのか。カイ達の勝利を望む。次巻に期待。2019/09/24

コウ

17
五種族大戦を別の未来で終わらせる為に、大始祖へと挑む今巻。3体いると思われていた大始祖に対して新しい事実が判明するわけですけど、世界輪廻の真相が自分には全然見えてこないですね。ラストで目覚める黒幕がなぜ世界輪廻を巻き起こしているのか、気になるところです。2019/12/08

nishiyan

12
大始祖の陰謀により四種族が封印され、大戦は人類の勝利という形で終戦を迎える。大始祖の企てを知り、憤懣やる方ないカイの元に石化して封印を免れていたアルフレイアを発見したという報せがもたらされる本巻。これまでの戦いによってカイたち人類と各種族の間にあったわだかまりが少し解消されたこともあり、極楽鳥を追う展開と、新たな共闘もスムーズに進む。ただリンネがいない分、カイとジャンヌのやり取りがほっこりさせる。今後は世界種の謎に迫る展開となるのだろう。アルフレイアとカイたちが行き着く先はどうなるのか。次巻が楽しみです。2019/10/30

真白優樹

10
大始祖の陰謀により大戦が予想外の結末を迎える中、抵抗を決意したカイにアルフレイヤが接触してくる今巻。―――手札は全てこの手の中に、さぁもう一度始めよう。一つの終わりを迎えてからの真の始まりという細音先生のお家芸が光る、抵抗の為に準備を整える今巻。 終わりを迎えても世界は終わらず、真の平穏は未だ遠くに。遺された者達が新たな仲間と共に動き出す、もう一度の始まりに心躍る巻である。抵抗が始まる中、二人のシドが遭遇した神に嫌われた命とは。遂に始まる真の決戦、果たして皆を救えるのか。 次巻も早く読みたいものである。2019/08/30

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