- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > ＭＦ文庫Ｊ
出版社内容情報
世界の命運を握るのは、天使と悪魔とお嬢様の恋の修羅場 in 生徒会！この生徒会には問題がある――それは天使と悪魔とお嬢様が、副会長の少年執事・一斗（かずと）を巡って世界の運命を賭けた恋の駆け引きを繰り広げているからだ。話は悪魔ネフィリアと天使ユリエルがその正体を明かした日に遡る。二人はお嬢様・桜華（おうか）の月ヶ瀬財閥（つきがせざいばつ）を没落させるため同盟を結成。だが、一斗の活躍でユリエルがあっさり堕落した結果、お互いをけん制し合う奇妙な三すくみの関係になってしまった。この均衡を崩すには一斗の誘惑しかない！ というわけで人知れず世界のキーマンとなった少年をめぐる各勢力と乙女の意地を賭けた恋の争いは――何だかんだ仲良しだけど、ふんわり修羅場に発展中！ 名門校の生徒会を舞台にした恋と世界の命運は、このラブコメの先にある――!?
壱日千次［イチニチセンジ］
著・文・その他
ぱん［パン］
イラスト
内容説明
この生徒会には問題がある―それは天使と悪魔とお嬢様が、副会長の少年執事・一斗を巡って世界の運命を賭けた恋の駆け引きを繰り広げているからだ。話は悪魔ネフィリアと天使ユリエルがその正体を明かした日に遡る。二人はお嬢様・桜華の月ヶ瀬財閥を没落させるため同盟を結成。だが、一斗の活躍でユリエルがあっさり堕落した結果、互いをけん制し合う三すくみの関係になってしまった。この均衡を崩すには一斗の誘惑しかない！というわけで世界のキーマンとなった少年をめぐる各勢力と乙女の意地を賭けた恋の争いは―何だかんだ仲良しだけど、ふんわり修羅場に発展中！世界の命運は、このラブコメの先にある！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
27
世界の運命を握るお嬢様と天使と悪魔が在籍する生徒会。そんな生徒会を舞台にした三すくみの修羅場系ラブコメここに開幕。このノリと勢いで強引に進めていく感じ。これを待っていたんだよ！昔みたいな壱日先生が戻ってきてマジで嬉しい！そんな気持ちで読み進めていたのだが… ギャグコメとしては非常に良く出来ているし、ヒロインの可愛さも際立っている。決して面白くない訳じゃないのだが、壱日先生らしさを余り感じれなかったのは確か。マイルドな作風にチェンジしたという事だろうか。最初に期待値を上げた分、落差を感じてしまった。2018/10/28
nob
16
【新作レビューキャンペーン】鈍感最強執事の主人公一斗が生徒会室でヘタレお嬢さまと天使、悪魔と繰り広げるラブコメディー。まさにタイトル通りですが、わりと好みの内容です。『天魔同盟』の２人が良いですね。とくに天使が籠絡していくシーンが最高に好きです。あと、人気絵師ぱん先生のイラストがとにかく素晴らしい。キャラクターの魅力倍増です。さて天使と悪魔の攻撃によりバラバラになってしまった生徒会メンバー。果たして、生徒会の行く末は天国か地獄か。そして元の鞘に収まる事が出来るのか。続きが気になります。発売が楽しみですね。2018/10/23
ツバサ
14
どうしたんだ、壱日先生。物語の展開やキャラクターのぶっ飛び方が丸くなってしまって… いや、面白いは面白いんだけど、残念。続くなら期待したい。 2018/10/26
真白優樹
13
天使と悪魔とお嬢様の三人が、生徒会を舞台に少年を墜とす為にほんわか修羅場を巻き起こす物語。―――欲しいのは彼だけ、だから二人には負けられない。 どこかふわふわとした、だけど縦横無尽な会話劇とテンポがあり、一度波に乗れば一気に駆け抜けられそうなこの物語。壱日先生の作品への入門としてはお薦め出来る一冊であり、秘めた熱量がものすごく、どんな方向へでも伸びれる、大きな可能性を秘めている物語である。致命的にすれ違い、気づけば修羅場の深みに嵌っていく中、新たな波紋は何を起こすのか。 次巻も須らく期待である。2018/10/26
nob
12
試し読みで良かったので買ってきました。借金持ちのハヤテ系執事の主人公一斗がヘタレお嬢様の為に尽くすラブコメディー、のはず。まず天使のユリエルがとにかくかわいい。ぱん先生のイラストも相まって、本当に天使としか思えない。特に後半の『朱に交わられ赤くなれ』というマンガを巡るくだりが本当に好き。かわいいなぁ…。中二病ぎみ悪魔のネフィリアの天然な感じも面白い。ん？あれ？メインヒロイン…？あと、メロンブックスで貰ったユリエルの着せ替えブックカバーのクオリティも高かったのでとても満足でした。次巻も楽しみです。2018/10/27
