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出版社内容情報
変態 or 恋愛? 本気になった唯花を前に、慧輝は究極の選択を迫られ――。新感覚変態湧いてくる系ラブコメ、第11弾!
内容説明
クリスマスの夜、唯花ちゃんからの本気の告白を受けた俺、桐生慧輝。自分を選んでくれるなら普通の女の子になってもいい、とまで言ってくれたものの、俺はどうしてかその場で答えることができなかった。返事を保留にしたままどうにも落ち着かない年末年始、相も変わらず変態娘たちに振りまわされていたが「―ね、慧輝君?」偶然にも聞いてしまった紗雪先輩の想いにより一層、動揺することに。そしてついに三学期が始まる。それは紗雪先輩の卒業が迫っているということを意味していて…。唯花ちゃんへの返事、紗雪先輩の想い、様々な感情を胸に、俺の出した答えは―。新感覚変態湧いてくる系ラブコメ、第11弾!
著者等紹介
花間燈[ハナマトモ]
第9回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞。1990年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
12
本気の告白をした唯花が本気のアプローチをかけてくる中、年末年始を越え紗雪の卒業が迫ってくる今巻。―――終わりの時はすぐそこに。そして心はすぐここに。 言葉に出来ぬ想いが燻り胸を焦がし。自分の本心に悩む慧輝が紗雪からの告白を受け、真緒の本心を聞き自分の心と向き合う今巻。確かに迫るこの時間の終わり。そう言わんばかりに終わりへの予感が静かに深まり高まる、終わり往く切なさと変態の皮を剥いだ純真な恋心が光る巻である。吐露の先、ようやっと自分の心を決めた慧輝の好きな人とは。この物語の終わりとは。 次巻も楽しみである。2020/09/26
crownhermit
11
誰かのために好きなものを諦める必要はない。2022/08/06
ジャックン
6
今回も面白かった。性癖を封印した唯花がひたすら可愛い。卒業間際に想いを吐露してからの紗雪先輩も一層可愛い。そんなサンドウィッチの狭間にいる慧輝はどこか違和感を覚えて悩み続け、終盤で答えを得た。ハーレムエンドにはせずに誰かを選んだみたい。少し予想はつくけれど、一体誰なんだろう。収束へ向かいつつあるこの物語はどこに落ち着くのかな。次巻にも期待! ……以下余談ですが今作大学の一般入試舐めすぎな節あるし紗雪先輩は指定校か書道でAOや推薦入試合格の方がこの遊びっぷりにもまだ納得いくなぁ……。2020/09/30
えちょこ
4
物語の終わりの予感が見え隠れしてきて更に少し切なくなってきた。 彗輝は誰を選ぶのだろうか? 次巻が気になるがもっと続きを見ていたい気もする。2020/10/12
のと
4
面白かった~。そこからは予想通りの展開で、ヒロインたちがとっても可愛いかったです。唯花ちゃん最高ですね! そしてエピローグで気になる展開に……慧輝君の選択を見守りたいと思います。2020/10/11